2006年05月08日
Appleの新しいTVCF

Apple(米本家)サイトで新しいTVCFシリーズが公開されている。相変わらずの楽しさで、全六種類。
http://www.apple.com/getamac/ads/
どれを見ても大笑いだが、実は、笑い事ではない。 IBMはLotus NotesのMac版に注力するというし、先週、日経は全3回の連載記事でアップル社のこれからを掲載した。諸々考えるに、どぉも風向きはこのところずっと林檎向きだ。Vistaが遅れれば遅れるほど、この追い風は強くなる。業務目的のOS変更は半年以上は経って、最低限サービスパックを一回は待つだろう。年末のクリスマス商戦もなくなって、PCの各社は家電型パソコンでどこまでつなげるか。Vistaが出ない場合も大変だが、よしんばVistaが出たとしても、大変だろう。

米軍が自衛隊の情報流出で苦りきっているという。国はセキュアジャパン2006案など策定。Winnyのようなトラブルを避けるためにミドルウェアを開発するらしいが、相当リソースを食うというので方法論としては分かりつつも民間がどこもやらなかった策。果たして、成果が出るかどうか … 目標は二年後とのこと。

ちなみに、WinのVista対応マシン群がまともに出てくるのはまだまだこれからで、IntelのvProという仕様が発表されたばかり。これまでも第二世代を待ってきた経験からすると、こうした新しいアーキテクチャが円滑に動くマシン群が整うのは第二世代だったことからすれば、Vistaが実用になるのはどんなに早くても来年夏以後。一方で、WindowsXPのメインストリーム(標準サポート)期間は後継製品発売後2年まで。さぁて、ユーザーはおいそれと乗り換えるとは思えないのだが…。 :?

(参考URL http://support.microsoft.com/gp/lifeselect)
by DIGIBEAR