JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.

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Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN

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2025年05月17日 12時59分

ユートピア考

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齢を重ねて目立つのは気に入った場所への固執と執着と耽溺(笑)
ここから見上げる稜線がたまらなく 度々行くようになった…
あの尾根に行けば、雲に手が届く美しいユートピアがある‥
恋焦がれるような憧れに、行ってみれば唯のヤブ…
始末悪い荊棘地帯だった 憧れの地に着いてみれば 
何もないただの静寂境  その無常感‥
それは人生にもよくある普遍的なこと、悟ってはいるつもりだが
萌えたつ緑の この尾根を眺めに 今年は行けなかった‥
あとは重い緑が10月まで変わらない‥
また来年の春に。。 しかし今ここで思うそれは遥かに遠い‥
ことに年取ってからは  残り少なさを想うのが切ない (^^)

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2025年05月15日 21時43分

まつりの日。。

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神奈川に居た頃の 4月29日 近所の日月神社のまつり
かえりの石段に 妹を気遣う姉妹 若いおとうさん
その前には 肩車の 父子だろうか。。つつじ咲く佳き日

成人したいま 15年前のこの日を覚えているだろうか
私だけではなく このみんなに 愛しい15年の日々が
流れていったことを想う

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2025年05月12日 21時56分

雑念帖


。。eye contact 。。
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窓から視線、、上にはマリリン モンローらしき

‥適者生存‥
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車内に浮遊してきた植物の種子‥
移動できない植物の宿命を
何という『飛躍的』な方法を編み出したこの知性が
『適者生存』というメカニズムだけなのか
‥そこには恐るべき峻別と篩落しと
永遠とも想える長い時間を経ての結果ではあるが‥
自然界は宇宙そのものが『放置』の結果 
放置こそが唯一の合理性と力学的な安定に至る方法であると‥
しかし短いスパンで生きる私達はそれを待てない。
… 適者生存 私が生きていていいのだらうか(^^)

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mind。。
雨に濡れ 遠くの山を向いた案山子
マインドって精神とは違う内なるものって感じ
案山子にマインドはあるのだろうか。。
ないに決まってるとは思うが 雨の中こうして
山を「見つめてる」さまにはマインドを感ずる
そしてふと布団の中で、夜の畑に佇むさまを想うと
更なるマインドを感じてしまう


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茂みの中から白無垢の女が。。
この得体の知れない不気味さはなんだろう
実態は春の風に吹かれた 農業用のビニール
無機な物質による目的も意味も また主体もない造形は
それゆえに どんな想像や なた妄想を乗せることができる
美もアートも 自然という容れ物に敵わないのは
生身には真似のできない その意図のなさだと想う

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2025年05月07日 21時43分

2025 惜春譜 華を回想する

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春は武田勝頼ゆかりの慈眼寺からはじまる

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武田家滅亡に際し 遺品を当寺に預け 東にむかった

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私にとって桜の聖地は 中世の小山城址

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2025年05月06日 22時41分

mountain view ...自宅より山岳展望

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雨上がりの西空に 雲間に南アルプスの雪が。。

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2025年04月30日 20時29分

フィルムと デジタルの強み

ジープワゴンから桃の花を見る構図を撮ってみた

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フィルム写真‥いまや金が掛かるし(^^)未練も何もない
下の写真はデジタルの無加工 上は暗部だけを明るくした
別個にイジれるのが強みだし しかも元来が暗部に強い
夕暮れや夜明けが好きなのでデジタルの特性には飛びついた。
フィルムだと下のようになり 何も出来ない。
まぁこれを良しとしてたフィルム時代は諦めと順応だった
今更フィルムシュミレーションなんて要らないと想う
眼球も基本下だろうが 脳がHDR(ダイナミック)処理してる
写真もそうしたいと思う デジタルの強みはそこにある

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2025年04月03日 21時38分

教習所の桜

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 ピンチヒッターで担当した教習生の送迎。。
マニュアル免許を合格し,今日が最後の送迎の若者
『明日は山梨を出るんです』 という
ふるさとを出る胸のうちを私に言いたくなったのか‥
つい親の心中の側に想いがゆく
『お父さんいくつ?』と思わず私
『40いくつですけど 髪がかなり薄いんです』
とそこまで言う(^^)
『母が、きっとお父さんのようになるからと心配するんです』
彼はイケメンのフサフサである
『出ていかれる親は寂しいもんだから連絡してやんなさいよ』
私の息子が家を出た、あの日のことを話す
『関西ですか,遠いなぁ』 と逆に思い遣ってくれる彼

‥そこそこ親しくなる頃  終わるのが送迎の仕事である
『おめでとう じゃ 元気で』
『はい,お世話になりました』
  彼の人生に幸あれと想った

 あの日はもう 一昨年の春になってしまった
 彼は都会で 元気でやっているだろうか
   あの坂道発進の桜は咲いたろうか

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2025年03月22日 18時20分

雪にリンホフ

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テヒニカⅣ型にハスキーの三脚 シルバーのハイボーイ
これだけの役者はそうそうない(笑)

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今やインテリア/オブジェと化していた、かっての銘機
遅い雪のなかに絵になるだろうと 持ち出してみた
写真を撮るというより、今や古典芸能の如き様式美を求め
直ぐ近くの5世紀の古墳 1400年の尊厳に敬意を込めて

カテゴリー: カメラ | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2025年03月16日 22時21分

もらい事故の日

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2月27日 公園で弁当を食べ 家に向かう交差点。。
青信号でスタートした途端 右から大きな衝撃が来た
赤信号無視による ほぼノーブレーキでの激突を受けた
スタートして直ぐの激突の印象はたぶん 衝撃により
1~2秒間の記憶が失われたのではないかと推測する
ガラスは割れドアが開かない 骨折したかと動けない
クルマは辛うじて動いたので近くの駐車場に移動した

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助手席にいた同居人はたんこぶやらシートベルトの
緊縛による擦過傷と打撲傷はあるものの、二人とも
大きな怪我はなく 警察が四人来て現場検証をする
その間 いくらかの吐き気は頭部強打によるものか。。
交差点で激突という そこに至る偶然のプロセス。。
公園で弁当を食べなければ。激突はなかった。。と思う
結果が悪ければ そこに至る過程の全てが悪かったことになる
その結果論は間違っている 弁当を食べた後いいことがあれば
同じことが良かった原因ということになり、それ以前のすべて
たとえ石につまずいたことも良かったことになってしまう。。
結果の善悪で、そのプロセスのすべてを評価するのはおかしい
偶然とは何か。。因果とはなにか 
私と信号無視の車と 今日この日の、そこに至る行動と出会い
避けうる行動はあったのか。。偶然を数値化すると確率がある
確率をゼロにはできないが 減らす行動はある気がする。。

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頭が重く、耳鳴りがする ガラスを割る頭部の強打はいかに
脳神経外科を訪ね頭部CTの検査を受ける。大きな異常なし
若い女医の問診を受ける 問答の論理性の観察はさすが
高齢の場合 一~三か月経って障害が出ることに注意という

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2025年03月10日 17時37分

 夢のなかの北欧

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 髪の毛を洗っていたら突然ある風景のイメージが怒涛のこどく頭を占領した。
 その唐突さと強さに『なにこれ?』と声を出した。
 それは過去に夢で見た風景だった。高い木のない殆ど草原状の緩やかな起伏のある大地に、地下にある家々の入り口が地表に覗いている。
核戦争に備え地下の都市構造になっているらしい。

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