JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
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ふと浮かんだ無意味なフレーズがクセになった。
この、そこはかとない気怠さ。何の変哲もない川辺に、ゆく盆を感ずる
なぜか気に入ったこの川辺 これからも、事あるごとに訪れるだろうか
色は匂えど 散りぬるを
四日前には一緒に買い物をし
昨夕は病院に入れ歯と杖やタオルなど必需品を持ってくるよう頼まれた。
しかし今日はもう旅装束…
人生の最終章を,まったく患わず逝ったのは見事というしかない。
この黄色いブーツは冬山用プラブーツのローバーチベッタが劣化により割れたので買ったが、その頃から冬山への足は遠くなって未だ足に馴染んでいない。
11月の山の帰りにこのブーツのままジープを運転したが、
前夜のテントを叩く雪交じりの強風で殆ど眠れず、疲労していた。
暗く濡れた下り坂で車が直前に飛び出し、咄嗟の減速を迫られた。そのとき、何故か今踏んでるペタルをそのまま踏んでいいのか一瞬迷った。
私は武士道に心酔した方ではなく、むしろ死にざまとして戦争に利用された危険性をも感じた。
武士道を潔い死に方の美学として捉えても、合理的な兵力温存の生き残り戦略に勝てるわけがない。日本社会の底辺に今も残る男尊女卑の礎になったとも思う。
しかし剣道で出会った「残心」という言葉に私は惹かれ、それを非常に美しく解釈していた。
打った(斬った)あと心を残す。。。つまり打ち負かした相手に心を残す、想いやる、という風に解釈したのだ。
(但馬空港 懐かしきRW01/19 退役YS)
余部灯台への道中で但馬空港へ立ち寄った
かなりの山道を登った頂点の平地にあり、農道をベースに拡張したらしい。
1200mの滑走路は神奈川の厚木と同じ向きで01/19。山陰の複雑な気象と山間部の影響で悪天が多く稼働率が低かったので01側にローカルでは珍しいILS(Instrument Landing System.着陸誘導装置)を設置した。
自分が年食った最初の実感は関取が年下になった時だった。相撲取りは皆んな年上だと思っていた(笑)
あとは国会議員,中でも内閣総理大臣は年上であって欲しかった。その最後の砦だった天皇陛下が退位され,とうとう陛下まで年下になり,私もいよいよ長老の域になる(泣)
私がまだ30代の頃…奥只見の山小屋もない奥地の平ヶ岳に行った。
平成が終わることはそんなに感慨深いものではなく、あくまで便宜上のことだと思う。
自然科学的には日付けそのものが存在せず、社会的必要性から考案されたものにすぎない。
しかし天皇の退位には感慨深いものがある。大戦の重みを一身に背負ったような姿には胸を締め付けられ、申し訳ない気がした。被災者への言葉にも平易な中に沁みいるものがあった。
その心中を想うとき、ふと一市民として生まれたかったと思う瞬間はなかったろうかと思う。
天皇の人権とは何なのか。個人としての選択肢や自由はなかったのではないだろうか。国民の幸せを願い、その多大な労に対し心より感謝申しあげたい。