JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.

〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN

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2022年09月15日 10時52分

意味とは何か

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 何やら暗示的に見える写真…
しかし何の意図もなく,撮る行為もなく撮られた‥iPhoneが胸ポケットの中でシャッターが切れたのが成因。つまりプロセスにも結果にも『純粋』に意味というものがない。

カテゴリー: 総合 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2022年09月02日 09時40分

北岳古道を探る(4) 立石探訪

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立石の尾根から吊尾根への小樺尾根とタル沢 古の経路
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 北岳の古道を探って見たが,五葉尾根,鮎差,荒川からの吊尾根,その何れも片鱗すら確認できなかった。
最近になって奈良田への年配の乗客が立石沢の全貌が見える処で降り,吊橋の痕跡を見たいとの話を聞いた。なるほど五葉尾根古道は立石とシレイ沢辺りで野呂川に降りていた筈だから吊り橋があった可能性はある。確認できれば即ち五葉尾根古道の痕跡となり立石への古道を確認できるかもしれない。
 話を聞いた3日後,芦安発0515のバスで立石に向かった。

カテゴリー: 登山 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2022年08月23日 14時40分

バットレス今昔

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(ボーコンの頭からのバットレス四尾根
上端が通常マッチ箱のコル)
 車掌を担当したバスに若い女性2人が乗ってきた。ザックには赤いザイル。9ミリにしては太い。聞いたら9.5ミリで50mという。2人で四尾根を登ると言うのが何とカッコいいことか。
『山ご飯』とか言う最近の向きの中で,こんなパーティも居るんだ‥私の羨望の眼差しに『参ったか』と(^^)見下されるかと思いきや
『大丈夫でしょうか』と謙虚な言葉。私を先輩と見て花を持たせたのか‥2人がたまたま,同じバス切符売場のオジサンA(^^)が50年前に最難関の中央稜を登攀したと聞き崇拝の念からの『大丈夫でしょうか』かも知れない。
 バスを降りる時キリリとした面持ちで『行ってきます』ここでの意図的に儀式めいた挨拶は大切で大袈裟に言えば遭難防止への一助になるやも知れない。この2人が登攀を達成し,満ち足りた面持ちでバスに乗るのを見たいと思った。
憧れと試練 緊張と達成感 それが山の心であり
この仕事はそこに立会える善さがある

カテゴリー: 登山 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2022年08月15日 08時39分

8月15日…炎天の静寂のなか

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 堪え難きを堪え、忍び難きを忍び‥
炎天の静寂のなか
遠くから流れるような天皇陛下の声…
日本の解体という不安感や万人の覚悟が.
どんな山村の隅々にまでも染み渡っていった夏の日…
どんな脚本家でも.これほどの場面は描けない。
終戦があと半年早かったなら…
沖縄戦も集団自決も.大和の特攻も.本土空襲も.
広島も長崎も.ロシア参戦もなかった
310万と言われる犠牲者の半数近くが救われたのではないか
見栄と面子で決断出来ず、完膚なきまでも叩きのめされ
虚勢だけの経営者による倒産のような一般的事例を
国家に当て嵌めるには. あまりに事柄が大きすぎた…
史上唯一の被爆国でありながら
犠牲者に報いる核兵器禁止条約の批准を出来ない従属的立場
それは私たちが受け入れざるを得ない残債なのだろうか…

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大和の肖像 日本の運命を背負った悲壮感溢れる姿…

カテゴリー: 総合 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2022年08月05日 14時38分

先代トップガン F14 トムキャット

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グラマンのファンだった私にはF14が短期間でも厚木にいた時代は充実していた。
トップガンが話題だが今のFA18と先代のF14では役者が違う。
画像はそのf14トムキャットのラストフライト。天候に恵まれ荘厳な空になった。

カテゴリー: 飛行機 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2022年08月04日 16時03分

稚児になった日

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生家の兄から隣家のお嫁さんの照美さんが施設で死亡との事,
88歳だった。
 てるみさんの結婚の儀に小学生の私と親戚の和枝ちゃんが稚児として三々九度のお酌の役割となった。

カテゴリー: 総合 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2022年08月02日 17時52分

セロー225とピクニックバス

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久々にセローで通勤し、出社前に 塩川の畔に立ち寄る
ここは19世紀の絵画を彷彿とする スタンダードな光景がある

カテゴリー: 単車 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2022年07月15日 14時23分

八ヶ岳の夜…シンクロニシティ

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   …山の先輩の森永さんと八ヶ岳の登山を終え.カローラセダンで車中泊した時のこと…

午前2時ごろだったろうか.コンコンとガラスを叩く音がし.見ると登山者らしき人が.

「すいません」という手振りをしている。窓を下げると「仲間が苦しんでいるので水を分けて欲しい」と言う。

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2022年07月05日 21時23分

西国の夕景

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十年住んでいた寮の窓の夕景だという
遠い西国の日常。六甲の山なみ、、その尊さが伝わってくる
この見え方は距離感が生むものであり、旅人の目線のようだ
住んでいる人にも見えないものが
日常を離れた旅の視点から見えてくる。。

カテゴリー: 総合 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2022年07月04日 06時33分

GPSとケモノ道

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家から東に見えるこの尾根が未踏なことに、ふと気が付いた。
ことに尾根がスカイラインを成している尾根はトレースしたい。
そのことによって風景の見え方というか、充実感が変わってくる。
あそこを歩いたんだ。。という感慨は山登りの原初的な喜びになる。

カテゴリー: 登山 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]