JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
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新年の高揚感が去って、いつもの空気が戻ってきた
この時期特有の、けだるさをともなって
またこのままの一年が過ぎていく予感のようなものだ
そうするもしないも自分しだいなのだけれど
何十回もそういうことを繰り返してきたから
多分またいつものように時間は通りすぎていくだろう
坦々として無表情な、だれにも停められない時間
わたしが生まれるずっと前から無機質な貌をして
わたしがいなくなってからも無表情に歩いてゆく
今朝05時15ごろ、26夜の月を見ると幸せな人生を送る事ができる、という伝説があります。
各地に月待ち塔があり、山梨にも二十六夜山が2つあり、ともに頂上に月待ち遺跡があります。
明け方に上がる細い月を山で待つのは大変なことではあります。
月の右にサソリ座が上がりかけていて、空はもう夏の準備をはじめています。
風吹き荒れ 雨が降りつぐ
俺の心に 風が吹きあれる
何かを求めて 時はむなしく流れ
夢はかなく 人も過ぎ行く
海に向って叫ぶ
波さかまけ 岩よくだけろ
俺の心に おそれはないさ
二つに割れていた皿のかけらが
捨てられるとき 軽く触れ合って
さよなら、と言いあった…
越前海岸より敦賀半島遠望。直前まで吹雪でした