JOURNAL SKIN
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桜はいつも慈眼寺から始まる

山門前の菜の花と桜の古木


山門のJEEP 場違いな感あり

武田家滅亡の際 勝頼が遺品を預け去った 3/11戦死

菜の花畑に 入り日薄れ 慈眼寺の夕暮れ

小山城址の桜は私の春の本拠地

ぐるり囲む土塁に咲く桜

今を盛りと咲く命




今年はコロナの寂しい春。。昨年の小山城の残像

南風に散り始めた花が舞う

児の姿の瑞々しさは世の宝。。



小山城址に日が落ちて 500年の夜のとばりが訪れる


重厚な曇りの日 桜のその意匠


桜のもとで 繰り返してきた 人のいとなみ

ここの時間を見てきた遺構

ひっそりと暮れゆく 花の時間



昨年は暗くなるまで遊んだ

今年は誰もいない静寂

春宵の空に月が上がってくる

地上を白くして はや葉桜のころ

葉を落とす風が 雲とともに 時は東へ去る

さくらの径の 尽きるあたりが もう見えてきて

秘めたる木のたもと お弁当を食うひとときは宝


ひとときの春の山路を ふりかえる
来年ですか ごきげんよう

執筆者: kazama
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