JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
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雨があがって久しぶりに晴れた 夏の名残りのような積乱雲の空
南の空には雄大積雲と それを鎮めるかのような筋雲が盛夏との違い
戦前から続いてきた夏の夜祭が廃止になった蜂城山そう見るからか 沈思しているかのような姿
生徒の下校の姿には 季節の変わり目をなぜかその 若い背中に垣間見る
ガード下の上り坂を 自転車を漕いで登ってゆく
日没まじかの日差しに もうススキの穂が揺れて光る
盛夏のころの 雑草のむせ返るような草いきれも落ち着いた
中央高速道路の走行音も どこやら乾いた反響として聞こえてくる
バイクが車と違うのは、その地への関わりの深さたとえそれが一過性の旅人であっても一期一会の深さがちがう
草原の向こうの明るい空には 去りがたい夏があるように。。
坂を下ってゆくランナー。。 たぶん見えているものが違うのだろう
中央高速の脇にススキがあって 白く光るのは積乱雲のなごり
9月8日の エピローグ
執筆者: kazama
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