2013年11月15日 22時17分 | カテゴリー: ダイエット

60余にして双肩にかかる重みを知る

本日はボッカ的であった。孫のところに婆さんがいっちまうので見送りに吉祥寺まで行って、そのまま小金井まで歩いて戻ることにした。 昼飯に中華まんじゅうを吉祥寺の有名店の籠蔵で仕入れて昼飯に対する後顧の憂いを無くして、と。上海包子はまだ時間が早過ぎてやってなかった。 で、隣の三鷹でノンベの知る人ぞ知る「宮田酒店」で婆さん留守中に独酌する日本酒と焼酎を仕入れに寄る。なんと「萩の露」があるからそれを貰って、芋臭い焼酎はないか?ときくとおすすめのいかにも芋臭い一升瓶をすすめられた。が、一升瓶2本は重いなあ。ちょっと迷ったがしかし、2升の頼もしい酒があればこの先、1月ぐらいは楽しめる。近所のスーパーで残念な酒を飲むより、ここは頑張りどころ、とキャンバスリックに2本詰め、欲と道連れで持ち帰ることにする。家までまだ5kmある。

うーん、覚悟はしてたが、予想してなかったのがここでも体力の衰え。だんだん背中が重くなってふうふう、はあはあ…こりゃいかん。どうせ、5、6㌔、こんなのなんとかなるだろうとおもったが、その位平気だったのはおもいおこせば20年前の話であったよ。だいたいこのキャンバスリックはいかにも酒屋の袋みたいできにいってるんだが、こんなに重いものをはこぶようにはできておらんのじゃないか、腰でささえるタイプのベルト付きにすべきだった…ってそんな格好で街をあるけるかい、アホとかしょうもないことをひとりごちながらよろよろ。はたからみたら変質者だぞw。

途中の小さな公園で酒をもういちど眺めて、勇気を奮い起こして歩き続けたが、東小金井あたりで、あと家まで2kmのときは、もうクビはコリコリ、背中は痛む、片腕をリックの底にまわしてちょっと持ち上げてみたりいろいろしたけどかるくなるもんじゃないね。そのうえ雨までポツポツ振って来た。

しかし、今更どうにもならないからなんとか家まで辿り着き、一体、今日のリックは何㌔あったのか計って見ると8.4kgもあるでないの。昔の2貫目以上。こりゃ蒲柳の質の軟弱老人にはちと荷がかちすぎた。一升瓶というのは中味入り1本で2.8kgあるのを産まれて初めて知ったわい。

しかしだなあ、かんがえてみるともし、BMI22を生きてるうちに達成したらこの5月の74kgを記録してあわてて減量に取り組みはじめたのにくらべると、丁度このぐらい、いやもっと体重が軽くなるということでもある。そうおもうと、あの帰りの重さが自分の体重から減るというのはスゴいことだなあ。

引き続きがんばるべい。もっとも、持って帰った酒がうま過ぎて、ツマミもおいしくて…こりゃいかんわい。今、BMI 23.67。目標まであと4.87kg。ふう。

執筆者: Jun