今日はありがたくも涼しい日。天気予報が当たったね。もう誰も1週間前に「10月6日まで猛暑が続く」なんて予報は覚えてないだろう。良い知らせがくればそれまでの悪い話はみな忘却の川に投げ込んで思い出さないのが我が国の美風である。
さて、昨日ダイエット宣言して、その晩測ったら72,6kg。まあ、宣言したから減る、なんてことはゼッタイないわけだが、多少がっかり。今日はその実践 をやらねば。猛暑の置きみやげとなった庭のヘチマ軍との戦い。その数10余本、なんとかこれを加工してわがやの戦力化を謀る。
やりはじめた途端にチョンボ。ヘチマ活用については「大きい桶につけておく」というのが古典的な江戸時代以来のやり方だが、これを幼少時に経験したらしい カミサンが猛反対。あのニオイがたまらない、というのだ。これに対し、やはり小学生時代に2,3度ヘチマを育てて浴用ヘチマを作った小生は一向にそういう 記憶がないのだが、「それはアンタがハナ馬鹿だからよ」と言われる。確かに、幼少のみぎり、蓄膿症をわずらい何年も医者がよいしたことがあって、今でも自 分の嗅覚はニブイらしいと度々感じてはいるから、こういわれると一言もないのだ。
でホームページを検索したら、ヘチマを煮て1時間で浴用ヘチマにする方法を報じていたサイトがあったので喜んで「あったぞー」とメールをおくったらこれが なんの間違いか、同送メールでいっぱいあちこちに飛んでいってしまった。本日それに回答があったのだが「なんでこの人がうちのヘチマのことをしってるのかなあ」とヘッダをみたら、同送になってるから、てっきり相手が間違えたモノとおもって「えらいこっちゃがな、あんたきいつけなあきまへんがな」と返事をだしたあと、みたら自分のメールが同 送になってるじゃないのよ。おーハズカシ。
これだけで身の細る思いだったが、さらに昼間、砲弾の如きヘチマ軍を一気に収穫して12本のヘチマを煮込んでは切り、切っては煮込み、奮闘3時間。我が家 最大の鍋でついに27個の浴用サイズのヘチマの加工が終わった。あとはこれを陰干しするだけ、とそのサイトには書いてある。ヘチマを煮る間もゾーキングに 励み、約1時間のスポーツゾーキングも果たした。外は雨だから、今日の運動量は悪くないはず。
ただ、こうなると晩飯がうまいのよねえ。ビールこそひかえたが納豆だの焼いたホッケだの煮物におひたし、タクアン、枝豆とか爺好みの和食がしっかりでてき たからメシをおかわりしてしもて、アカンがな。腹一杯くうてしもた。全然ダイエットらしくない。
ダイエットの王道はただひとつ「得たカロリーより余計に消費すること」又は「不必要なカロリーをとらない」しかない。これはどんな専門家、いや凡人でも 知ってる。世にあやしい「ナントカだいえっと」「かんとかダイエット」が星の数ほどあるのは逆に言うと、これが如何にむずかしいか、ということの証明ほか ならない。ヘチマを煮て、ゾーキング1時間、では多分、夕食のカロリーは、基礎代謝分をプラスしてもあまっちまうはずだ。 あすはヘチマもない。ゴーヤも今日、6本ほど冷凍保存してしまった。ゾーキングはいいのだがさほど広くもない家だから1日2回やっても精が出ないし、やれ ばやるほどフィールドがキレイになっちまって早く終わってしまうのよね。
かといって、ステッパーとかああいう健康器具の類は老い先短いこの身の貴重なエネ ルギーの浪費にみえてしょうがないし。はてどうしたものか。猫の額のような庭の草むしりはまだまだ蚊がが多くてしんどいし。猫2匹では散歩ともまいらな い。天気予報は雨だ、というし。はてさて早くも困ったね。断食の練習でもするしかないか。
クロ現「日本一人負け、の円高」。米ドル、ユーロが不安でまだマシな円、に買い集中。経済の事は音痴だが、なぜ「世界最強の実力通貨」である中国の元、に むかわないのか(・・?)。キーカレンシーの第一条件は「国際的に信用のあること」・・・うーん、ないかねえ(・・?)
経済以外の観点から「人民元」を考察すると、現代中国で「人民」のつくものは事実上「共産党の」という意味だ。人民銀行、人民代表大会、人民解放軍。する と「人民元」は「共産党の元」・・・たしかに、これじゃあファンドのカネも行きにくい気がするなあ(^^;)。 どうせ根性のないのを見破られて、ファンドにも中国政府にもゆさぶられっぱなしの菅内閣としてはこの際、中国に特使を派遣して、「人民元」という名称だけ をせめて「国民元」とか「中華元」にしてくれないか、とお願いするのはどうかしら?そしたら世界の大金持ちたちのファンドマネーも安心して元に流れて、円 は買われなくなるんじゃないか(・・?)。
宮崎正弘氏のメルマガによると「年初来、日本円は米ドルに対して10%の急騰を示しているが、中国人民元は対ドル固定相場のため、貿易戦争では中国の通貨 が圧倒的な競争力を維持できる」か。やっぱりダメだこりゃ・・・。
執筆者: Jun