「秋になったら…」とかおもっているうちに、初冬がきてしまった。秋」と自分が認める天気は10月に3日ぐらいしかなかった。もう日本には秋がないのだ…とかぼやいて何もしなかったら、身体がどんどん錆びついてきたので、11月後半を期して「身体リセット」する。
いや、別にあたらしく何かしようと言うことではない。ただ一日中寝てる爺様暮らしを、元に戻す。朝散歩ポタリング再開。今日は多摩霊園に菊池寛のお墓を探しに行くことにした。別に深い意味はなくて、9月から「つぎはここ」と決めていただけ。
1日ゴロゴロになっちまったのは、天気の悪さもあるが、朝が夏みたいに明るくないせいもある。真っ暗な5時ごろなんてでかけたくないからね。きょうは6時半に出発。それも「セブンイレブンのコーヒー」「吉野家の朝定食」を自分に許すことにして、「馬の鼻先の人参」にした。
なに、医者に血糖値がダメダメですといわれて、このところお米ご飯をたべないで生きているから、「朝ごはん」は白米だけでご馳走なのである。
とうわけで3ヶ月ぶりぐらいで多摩霊園へ。めざす墓は墓地の真ん中あたり、つまりわりと古い。さがすこと20分。多摩霊園は小平霊園と違って、墓地の番号の振り方が独特で、いきなりぽーんと反対側にとんだりするのでみつけにくい。でも、そこがいいのね。あんまりすぐみつかっちまうと散歩にならない。
というわけで、最初探した南東にはないので、おもいきって北西の角にいったらみつけた。
なんだか荒れた感じがしてびっくり。だって文芸春秋社をつくって、いまだに大活躍の週刊誌文春、他の追随を許さない月刊誌文藝春秋の創始者で、しかも著名作家です。
そのお墓が、墓石こそ堂々としてますが、なんだか荒れた感じ。大きな赤松は枯れているし、そのしたの樹木もかれている これはないでしょう。
芥川賞をつくって、今日の文春繁栄の基礎を作った、日本出版会の松下幸之助、みたいな方のお墓が、枯れた花するなく、荒れているのは悲しい。文春の社員とか府中市とか小金井市に住んでないのかなあ?
カテゴリ : 全カテゴリー | 執筆者: Jun Takeuchi