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2014年01月25日 14時40分 | カテゴリー: 四輪駆動車

Jeep   Landscape   ナルシシズムの光景

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      風吹き荒れ   雨が降りつぐ

      俺の心に   風が吹きあれる

      何かを求めて   時はむなしく流れ

      夢はかなく   人も過ぎ行く

      海に向って叫ぶ

      波さかまけ   岩よくだけろ

      俺の心に   おそれはないさ   ないさ

必殺仕事人のテーマ「荒野の果てに」の歌詞から文言を抜きだし、適当に並べてみた

いかにもそれらしく、悲壮感にあふれ、男がメロメロになる文言が並んでいる

ここは能登千里浜、ここを走るとき、男は正義感に浸り、背筋も伸びる

まさにこの文言のような気分になり、このひとときに酔える空と海である

男のアキレス腱が、この悲壮感であり、例えてみれば、戦地へ向かっていく心情だろう

DNAの古来から男に課せられてきた、戦うことの恐怖にうち勝つために、美意識が付加されたと言える

マーラーやブルックナー、ワーグナー、ピンクフロイドなど、私の好む音楽は、みんな悲壮感に満ちている

そして実際に戦意高揚に利用されたりもしたが、もとより音楽の罪ではない

ここをつかれた純心な男たちは、簡単に正義感に魂を震わせ、身をかえりみず前進する

その危なげな純情と子供っぽさはまた、男という生き物の可愛げでもあるのだろう。

執筆者: kazama

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