JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.

〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN

2025年03月25日 21時59分

2025  picture diary


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北上する太陽は彼岸すぎて 間の岳を越えた

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今日は義兄の命日だった
山中へ 実家の兄から突然死の知らせ
慕っていた義兄のいない 空と雲。。
訃報が届いた山には 兄の気配がある
今日は遺影となった兄と共に その山に行った
消えゆく淡雪を カサコソと落葉を踏んで。。
愉しかり さびしかりき  あの山路

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遅い雪の朝  がんばれスズメ

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蜂城山からの旭山烽火台の尾根 その後ろは神座山の山稜
遅い降雪があり まだ冬木立ゆえに尾根が浮き彫りになった
山の尾根の構成や登路の適否の見極めに適している

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3/15から勝沼発始発が 0554から 0552になった

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2025年03月22日 18時20分

雪にリンホフ

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テヒニカⅣ型にハスキーの三脚 シルバーのハイボーイ
これだけの役者はそうそうない(笑)

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今やインテリア/オブジェと化していた、かっての銘機
遅い雪のなかに絵になるだろうと 持ち出してみた
写真を撮るというより、今や古典芸能の如き様式美を求め
直ぐ近くの5世紀の古墳 1400年の尊厳に敬意を込めて

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2025年03月16日 22時21分

もらい事故の日

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2月27日 公園で弁当を食べ 家に向かう交差点。。
青信号でスタートした途端 右から大きな衝撃が来た
赤信号無視による ほぼノーブレーキでの激突を受けた
スタートして直ぐの激突の印象はたぶん 衝撃により
1~2秒間の記憶が失われたのではないかと推測する
ガラスは割れドアが開かない 骨折したかと動けない
クルマは辛うじて動いたので近くの駐車場に移動した

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助手席にいた同居人はたんこぶやらシートベルトの
緊縛による擦過傷と打撲傷はあるものの、二人とも
大きな怪我はなく 警察が四人来て現場検証をする
その間 いくらかの吐き気は頭部強打によるものか。。
交差点で激突という そこに至る偶然のプロセス。。
公園で弁当を食べなければ。激突はなかった。。と思う
結果が悪ければ そこに至る過程の全てが悪かったことになる
その結果論は間違っている 弁当を食べた後いいことがあれば
同じことが良かった原因ということになり、それ以前のすべて
たとえ石につまずいたことも良かったことになってしまう。。
結果の善悪で、そのプロセスのすべてを評価するのはおかしい
偶然とは何か。。因果とはなにか 
私と信号無視の車と 今日この日の、そこに至る行動と出会い
避けうる行動はあったのか。。偶然を数値化すると確率がある
確率をゼロにはできないが 減らす行動はある気がする。。

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頭が重く、耳鳴りがする ガラスを割る頭部の強打はいかに
脳神経外科を訪ね頭部CTの検査を受ける。大きな異常なし
若い女医の問診を受ける 問答の論理性の観察はさすが
高齢の場合 一~三か月経って障害が出ることに注意という

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衝撃のすべてを受け持ってくれたアクティのダメージ
このフォルムは改めてカッコいい 無事に復帰して欲しい

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この外したドアが手に入るのか。。ダメなら板金可能なのか

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ダッシュボードまで割れ ラジオが変形するほどの衝撃。。
ダッシュボードがパーツで有るのだろうか
なければガムテープで補強? そうなったら哀しい

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事故に遭う一週間前 無名峰への入り口にて

トラックはブルー。。という子供時代の刷り込み現象
このblueが気に入ったアクティ 10センチナローの旧規格
それ故の狭い農道への走り易さ、それを支える低速トルク。。
私たちを身を挺して守ってくれたアクティ君の復帰を祈る 



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2025年03月14日 21時56分

雑念帖


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畑に春の雨 髪にしずく 

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茂みの中から白無垢の女が。。
この得体の知れない不気味さはなんだろう
実態は春の風に吹かれた 農業用のビニール
無機な物質による目的も意味も また主体もない造形は
それゆえに どんな想像や なた妄想を乗せることができる
美もアートも 自然という容れ物に敵わないのは
生身には真似のできない その意図のなさだと想う


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2025年03月10日 17時37分

 夢のなかの北欧

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 髪の毛を洗っていたら突然ある風景のイメージが怒涛のこどく頭を占領した。
 その唐突さと強さに『なにこれ?』と声を出した。
 それは過去に夢で見た風景だった。高い木のない殆ど草原状の緩やかな起伏のある大地に、地下にある家々の入り口が地表に覗いている。
核戦争に備え地下の都市構造になっているらしい。

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2025年03月04日 23時08分

遠くへいきたい。。


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‥ 遠くへ行きたい
呪文のように入れてみる
女性から頂いた写真を額に入れて
ローソクの灯りで撮ってみる
どこの街だか知らない歩道を
遠くに犬の散歩のような人が
この夢の中のような額のなかに
入って行きたい‥遠くへじゃなくても
この望洋とした あるのか分からない
曖昧な世界に 行ってみたい
去ってゆく冬への ノスタルジー?


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 枕辺に届く 遠い海鳴りの音。。 
この冬は なぜか日本海へ行けていない。。
この街並みは 何処だったろう 餘部から丹後へのどこか
濡れた路 板塀の家並み 誰かの望郷を つい慮る

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ふるさとの 
潮の香にあり 
三が日

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雪の残る家並み 郵便配達のバイクが 尊い日常を支える

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京丹後市 網野町あたり 丹後半島の突端 経が崎への路

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旧い親戚のような 灯りのぬくもり
浜坂の湯村の夜の様だ と友人がいう
ここは船宿の伊根 


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2025年02月18日 16時04分

出雲崎から角田岬 能登猿山へ

山の仕事を終えてから例年日本海へ行っていたが
遠のいていた。大寒波から雪のたよりを聞くにつけ 
情念の海に惹かれ、糸魚川へ向かった
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山から海へ。。甲斐駒の勇壮な姿に見送られ海へ向かう

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甲斐駒から更に険峻な鋸岳への、息詰まるルートを回想する

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第二高点から鹿穴ルンゼへの下降
落石の巣のようなルンゼを登行したあの日

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甲斐駒は氷瀑の殿堂 黄連谷の全貌を見せる

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日向山八丁尾の雄 烏帽子岳 松濤明も辿った頂

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高速SAの通路がこの豪雪で埋まる

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2025年01月06日 21時08分

時間とはなにか

時間とはなにか …
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元日などにふと思うのは、今日がどれだけ特別な日なんだろうという疑問…ほんとはただの1日に過ぎないが、それに暦という連番で数量化し、共通化したのは偉大なことではある。
しかし時間という実体はなく、時間とは単なる概念ではないだろうか。時計は時間ではなく時計でしかない。さらに昨日より今日の方が後であると言い切れるのか、原因が先で結果が後と言い切れるのか…
エントロピーの法則というのがあって、万物は崩壊する方向にしか変化しないという定理である。たしかになんでも風化して行く。しかしそれも風化が後だとはいい切れなくて、原材料に戻って行くようにも考えられる。
今が前より後だと感ずるのは自分自身に寿命があって、老いへ向かうという、生身の感覚で万物を見るから、そう見えるのではないか…
時間というのはひとえに命限りある生物の感覚なように思う。自然界には時間はなくて、ただ現象があるだけではないだろうか。
しかし死んでゆく自分が、万物の本来の原材料に戻って行くだけであり、岩石や空をゆく雲などの側に戻るだけだと思えば、けっこう救われる気がする。

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2024年12月26日 21時00分

2024  picture diary


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冬至信仰の私ですが 
大晦日から元旦の新年の行事は
無視と想っても呑まれます(^^)
入院してる友人から 消灯延長
6人部屋の五人で紅白みてるそうです
病院の年の瀬…沁みますね
私事喪中のため 新年の挨拶を控えさせて頂きます
どなたさまも良い年をお迎え下さい

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祈り

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これが今日の そして今年の 最後の陽ざし
あそこにはまだ 今日があるのを 消えるまで見届ける

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淡雪の蜂城参道

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12月19日 月の出 今年もあと僅か
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5時55分勝沼初の始発電車 乗務員の方 おつかれさん

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いよいよ冬姿が定着した甲斐駒

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あの雲の中はすでに薄暗いのだろうか 雲にはまだ今日の残照

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ついに甲斐駒ヶ岳が白くなった

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夜明けの大菩薩嶺に光、、登山者のヘッドランプ??
LEDがこんなに透過力があるのだろうか。。

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1202 6時38分 11月の細い月が 朝の空に呑み込まれてゆく

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goodbye 2024 December

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ぶどうの黄葉と 雲海のような朝霧

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goodbye September

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秋の意匠。。積乱雲の威厳を保ってはいるが

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ゆく八月‥
どこへ?トキの冥宮ってあるのか,そんな想いが昔からある
8月31日‥それだけで唄のタイトルになりそうな字並び 
明日から学校という絶望感に打ちひしがれていた私(^^)
あの子がよく,今日までやってこれたと想う 
夏の翳りの畑の写真‥ ニーノ,ロータの
『太陽がいっぱい』を彷彿とする,
アランドロンが逝った八月
彼こそが人類の美の頂点だったと想う,いかに美貌の女性でも,
あの生い立ちからの愁いには敵わない
美には陰が必要なのだと想う

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生まれるまえからあって
死んでからもずっと 続いてゆくもの
命をこえたものを しかと見ておきたい
それが この世に生まれてきた意味
永遠が見える
そう呟いてみたい


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2024年12月21日 18時34分

祝冬至

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冬至にはいつも 新年にも増して特別な想いがあります 

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南の果てに着いた太陽が、もう明日から春に向かって北に戻り始めます。

我が家から見る南回帰線は、ちょうど南アルプスの笊が岳。夏至には甲斐駒よりずっと北上します。一年をかけて太陽は南アルプス全山を往復するわけです。

冬至というのはその折り返し点であり、他の歳時記とは違って、れっきとした天文学上の、壮大な分岐点なんですね。なんでこれを元旦にしなかったんだろうと思います。

古代人は、暗く寒い冬から、暖かい春に向かうこの分岐点を待ち焦がれ、神聖な日としていたことが、数々の遺跡からうかがえます。

私はというと、活動的な季節へ向かうのはなんとなく嬉しくなく、夜明けや夕暮れを堪能でき、縮こまっていられる(笑)この季節が好きです。

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カテゴリー: 登山 | 執筆者: kazama [ 続きを読む ]

2024年12月19日 11時45分

…こぴっとひと言…

 以前に関西の関西の友人からNHKドラマ「花子とアン」の山梨弁のリアリティについて聞かれた。
役者の板につかない山梨弁には親近感を感ずるが地元としては多少の違和感はある。しかしその微妙なニュアンスまで演技に求めるのは酷だろう。一般的に演技というのは誇張気味に表現しないとメリハリがない。実際にはそこが現実との違和感につながっているのだが。。
「こぴっと」という言葉のユニークさが注目されているようだが、ドラマではいくぶんニュアンスが違って使われている。「しっかり」という意味は間違ってはいないのだが使う場面が微妙に違う。「こぴっと」は水準以上の「しっかり」には使わない。文化講演をこぴっと行う、なんて使い方ではなく、堕落して酒浸り(笑)の生活に対して、「もちっと、こぴっとせにゃあ」みたいな使い方である。より良くではなく、せめて人並みにという感じだろうか。叱咤激励のなかの叱咤の部分であり激励に使う言葉ではない。だからコピッとしろといわれた人はかなり水準以下であることを認識する必要がある。
しかしドラマで違う使われ方をしているかといって間違いとまでは言えない、元来が口語は慣用語だし方言はさらにその性格がつよい。誰かが言い出して定着すればそうなってしまう。時代とともに本来の意味とは違うものになった言葉はいくらでもある。
ただドラマでの使い方では。ほんらいの「こぴっと」の微妙さが発揮されていないと言える。方言の持ち味というのはその標準語に翻訳できない微妙さにある。 言葉はひとり歩きをしてコントロールはできない「こぴっと」は今になって狭い山梨から、いくらか行儀のよい衣を着て歩きだすのだろうか。
しかし私は相変わらずの意味で、こぴっとしなければいけないと思っている。

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2024年11月28日 21時04分

ぶどうの黄葉 田園のエピローグ

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春は桃の花一面の桃源郷からはじまり
果実をもたらし 各地の人のしあわせと
地域を支え 役割を終え はらはらと地に帰ります
また来年が 幸せな世でありますよう
 

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2024年11月01日 17時39分

--- 広河原発甲府行き 最終バスにて ---

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もう登山シーズンも終わりかけた11月初旬のころ---

寒々とした広河原から、下山する数人の登山者を乗せ、甲府行き最終バスにのった。

もうほとんど暗くなった芦安駐車場につくと初老の登山者が訊いてきた

「駐車場はここでしょうか」 閑散として暗いので不安になったのだろう

「ここしかないですから大丈夫ですよ」 そう答えると「ありがとう」と降りていった。その先にステーションワゴンがあり、そちらへ歩いて行った。

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2024年09月28日 21時04分

槍の一歩

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40歳の記念に北鎌尾根を目指した
その頃はまだ貧乏沢からのルートはなく夜行で大町駅を降り高瀬川を遡った。朽ちた吊橋を渡り千天出会の渡渉ではロープを使った。夜行から北鎌沢出会のビバークまでの長い行動はバテた。
翌日は好天に恵まれルートファインティングを愉しみながら独標を超え,ルートに確証のないテラスで月下のビバークが沁みた。
北鎌からの槍は立って見えて登攀が気になったがチムニーも楽しく登り夏山登山者で賑わう槍の頂上へ北鎌のフィナーレ‥辿って来た高瀬川を感慨深く眺めた。ここからは一般ルート,降りに向けての一歩がヌルッと滑りヒヤリとした。北鎌の静寂から一転し,過度の登高に岩が摩滅し,加えてゴムの跡のような感触‥これは却って気を引き締めねば危ない,と緊張した。槍の登山道と言えば極度に利用され手垢にまみれ‥既に娑婆が始まっているのだ‥それが初めの一歩の感触だった。
 この山行は西穂までの予定だったが奥穂で雷雨に見舞われたのを口実に中断した,惜しいとは思わなかったが今思えば北鎌から西穂までの縦走をしたかった。

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2024年09月09日 08時03分

忘れ得ぬ山 … 晴れた能郷白山にて …

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単身赴任先の静岡から、遠路北陸の能郷白山に向かった。
この頃は森林限界が低くメルヘン的な北陸の山に惹かれていた

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2024年09月02日 22時45分

人間の土地   蝙蝠岳の避雷地

南アルプスの蝙蝠尾根から仙塩尾根を経て北沢峠まで、テント5泊の山旅を計画した。

2日目の蝙蝠岳直下。頂上に泊まろうと思ったら激烈な雷雨に襲われ、間一髪でハイマツの中に逃げ込んだ。

翌朝、テントを撤収すると、くっきり一夜の生活スペースが浮き彫りになっていた。この狭いスペースで雨をしのぎ、漆黒の深山の夜にくつろげる。人ひとりの生活空間は本来これだけあれば十分なのだ。(笑)

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おまけに座ったままですべての衣食住を処理できる。この暮らしに慣れてしまうと、下山してすべてのことが立ち上がらないとできない日常生活がなんと億劫なことかと思えてしまう。

このザックのなかに5日間の衣食住のすべてがあり、これが家であるといえる。これを背負い単独で寝泊りしていると野生に近くなったと自負するがとんでもない。たかが夏の5日間を過ごすだけで25kgほどの大荷物になってしまう。たいして野生は手ぶらではだし、全裸?である。さらに驚異なのはそれで厳冬期もしのぎ何十年も暮らす。同じ哺乳類でありながらこの生活力の違いはなんだろうか。

しかし一夜の褥とし体を横たえた土地を立ち去るとき、普段なら感ずることのない。その地への恩義が、なごり惜しい。

「罪と罰」に罪を犯した青年が良心の呵責から大地にキスするシーンがあった。北海道の方々もよく「大地」への思いを口にする。ロシアや厳しい北国の人の心に、むしろ大地への思いが強いのはどうしたことだろう。


2013/10/12

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