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2014年10月18日 20時18分 | カテゴリー: 四輪駆動車

ジープとアクティの冬じたく

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   アクティのオートチョークは始動時の低温に過剰反応する。2000回転以上にもブン回り近所迷惑だし始動時摩耗が気になっていた。

いよいよ冬の気配になってきたので再度なんとかならないか取り組んだ。

一時はバイメタル部分を交換してみようかとも思ったがそれで治る保証はない。いろんなスクリューがあるのでリセットできるようにマーキングをしてやってみた。

前回見落とした箇所に細いスクリューがあり、ドライバーでは回せない位置だったがプライヤーでつまんで緩めてみた、すると回転が上がる方向に変化した。ならばと締めてみたらなんと回転が落ちた。どうやらスロットルとオートチョークの相関関係を変えるスクリューのようだ。なにか副作用はないか慎重にテストしてみたがなにも起こらない。走ってみても混合比が変化してもたつくようなこともない。だとしたらオートチョークの機能は単に「   始動後に絶対止まらない回転数までぶん回しておく」だけのことなのだろうか。

バイクのキャブレターでは始動系のバイパスがあってもっと高度な制御をしていた記憶がある。懸案だった始動時の不快感は劇的に改善した。

   副産物でブローバイの還元系のホースに亀裂を発見、どうやら大気放出されていたようだ。公害対策だけで性能には関係ないと思いつつ亀裂箇所を切断し、別なホースで繋いでみた。するとアイドリングが安定し、さらに回転の落ちが良くなって非常に走りやすくなった。どうやらブローバイガスの脈動もなんらかの関係があったようだ。半ばあきらめていたことが一気に解決し、さらにスロットルレスポンスまで向上する結果を得られたことは、まぐれとはいえ嬉しかった。   低速トルクがありながら高速まで廻るという不思議な特性が気に入っていたエンジンだった。メンテナンスをきちんとやって当面の目標は20万㌔まで快調に走りたい。

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   もう一つの冬対策はジープJ36Bの弱っているバッテリーを変えた。とはいっても24Vである。95D31Rなんていうデカいのが2つも付いているのだから出費がたまらない。

キレイな化粧箱にしなくていいのにこれも余計なコストだろう、参考上代はなんと5万円。

   考えてみたらこのジープはもう30年以上も家にある、その前のJ54もランクルBJ42もみんなディーゼルである。それぞれ24Vシステムの大排気量双発バッテリーだからこのバッテリーとは腐れ縁のようなもので通算何個買ったろうか、この36だけでも5年寿命として12個ということになる、、、なんとまあクルマ趣味というのは道楽なことだろうか。

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   こうして並べてみてこの二台が仲がいいわけがない。ジープは我が家の象徴のようなもので大奥といった貫禄がある、一方は最近買われてきた足軽のようなものだ。その足軽が使いやすいものだから最近はこればかりになっている。   今日は久々に大奥のお供をしたがその鈍重さにはいまさら驚いた、ハンドルの重さなどあきれる程だ。

   いったいJ36を常用する日が再び来るだろうか。軽トラのエンジンが改善して目指せ20万㌔なんて思ってるようでは望み薄な気がしてきた。

執筆者: kazama

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