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2016年06月10日 21時36分 | カテゴリー: 四輪駆動車

--- やっぱりJeep ---

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関西から息子が乗ってきたJeepの車検が出来てきた。

いつも思うことは自分の車が整備工場にある姿はカッコよく見える。

なぜだかわからないけれど安心感がそうさせるのだろうか。人間が病院にいるのがそう見えることはないけれど。

それに整備工場の社用車のように見えるのもいい。昔は自動車屋さんのレスキュー用でJeepが有ったけれど頼もしげでカッコ良かった。



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あと給油中のシーンもなぜか好きで、よく写真を撮る。今の御時世ではクレーマーが居るからスタンドマンに警戒されないような配慮が必要ではある。なぜ好きなのかは、これもよく解らないが車としての生活感が出るのではないか。

飛行機のプラモデルの箱絵なんかも日本のは空戦シーンなどのガキっぽさに対し、舶来(古)のパッケージには給油中とか整備を受けてるシーンが描かれていて、箱絵の魅力だけで買ってしまう程だった。そういうシーンからはマシンの体臭というかセクシーなリアリティが伝わってくる。

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最近は軽トラばかり乗ってるから、たまにJeepに乗るといいなあと思う。

まずはボンネットのあることの充実感と安心感。次にJeep最小の排気量とはいえ2000CCの豊かなトルク感は660CCでは味わえない。

昔は好んでオフロードへ出かけたが最近ではわざわざ埃になるダートに行く気はしない。バイクだとまだダートの楽しさは感ずるが四駆とはいえ四輪車ではガタピシいうだけであまり楽しくなくなった。自分のなかで降雪時以外での四駆のニーズは少なくなったようだ。

いいなあと思うのは、ひとえにこのクラシカルなスパルタンさに尽きる。四駆が好きというのではなく、Jeepやランクル40などの素っ気なさが好きなだけだから、いくら足が伸びるとか走破性が高いとは言っても、今時のフォルムでは興味はわかない。

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普通の道を走っていてもJeepなら移動が遊びになる。そんな車はそうそうない。

昭和55年製だからかなり錆が進んでいて穴も開いている、そこをガムテープで塞いで同じような缶スプレーを吹いただけだが、気にならない。

それどころかボロなのが逆にカッコいいなあと思う、それがジープの一番の美点なのかもしれない。

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執筆者: kazama

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