2015年01月26日 22時52分 | カテゴリー: 総合

本日のご利益は自転車で22km

本日もまったり天気で、ウトウト。特に昼飯を食ったあとには老人は眠くなるでな。朝もようおきんような夜更かし爺さんだからよけいそう。え、深夜までなにやってるって?そりゃ、クラクラで三つも部落に入っておると国際戦争が忙しいのでつい軍備拡張に追われて深夜になっちまうのだw。

 で、ほんじつも以前ならそのまま昼寝して、夜眠れなくてまたさらに夜更かし…という道をまっしぐらなのだが、そこにはイングレスの神様が守護してくださってだな、「晴れたら1日1ミッション」という暮らし方の方もなかなか最近では根付いてきてござるよって、眠気の誘惑を断ち切ってスマホからイングレス神を呼び出して、ミッションのお伺いをたてる。

 ま、そんなに心惹かれるミッションというのは格別ないが、ないときはないなりに探す。「吉祥寺7福神」というのがあったな。これなんぞじい様むけでよろしかろう。武蔵境からあるいて2時間というのはちと遅いから自転車で行こう。

 と、家をでたのが2時半。最近はひところよりちょっと日が長くなったからまあええやろ。あったかいしね、今日は。

 中央線がやっとこさ高架になってくれたから、武蔵境まで線路に沿ってえらくええ道ができたから昔のように北大通を車を気にしながらいかなくてよいゆえ、30分かからんで着く。高架線の下はなるほど、出来合いのユニット家具のようなボックスがそのまま店になったり保育所になっておるなあ。こりゃ便利だわ。その代わりまったく味わいなんぞない無味乾燥さだから、わしゃそんな喫茶店にはいるぐらいなら、セブンコーヒーのほうがええけどね。でも、いかない店の悪口をいうてもしょうがないw。
20150126-杵築神社.jpg
 武蔵境のミッションスタートの杵築神社というのはなかなか立派なもんであった。松平秀康、というから、いわれは徳川の孫かなんかが出雲あたりから勧請してもってきた、という。神社にしてはえらく新しいものだがね。まあ、この辺りの神社は大体徳川様以来が多いからね。これが大阪のわしが悪ガキだったころの豊中の原田神社とかになると、600年代700年代、なんてのがゴロゴロ関西にはあるけど。まあ、神社も古いからええとは限ったもんでもあるまいてw。

 とはいうものの、ミッションで通過するお寺だの神社だのがコンクリート製だったりするととたんに白けて興味がなくなるから、わしは内心は古い方がありがたいとおもっとるんじゃろうな。つねに理屈と本音はちごうとるですわい。いや、わしだけじゃあないさ。「器量の美醜で女性を評価するのは正しいとおもいますか?」ときかれたら、まあ、みな「間違ってる」とか答えよるやろけど、嘘にきまっとるがな。あはは。…おっと脱線

 えーと、ミッションは二つ目の神社からガクンと落ちて、いい加減やった。ま、これはミッションの作り手が悪いのではなくて、「七福神めぐり」という企画がインチキくさいのである。そもそも杵築神社になんで七福神?とおもうがな。立て札を読んでみると戦後、さっぱりお参りする人がおらんようになって、地元商店街の知恵者が「ほなら、恵比寿と大黒も祭りなはれ」とかいいだして、くっつけたらしいw。

 最初がそれやから、そのあとの神社も寺も、ええ加減で、そのへんの石屋の庭先にあるような布袋様とか福禄寿とかを置いてあるだけで、いくらなんでもこりゃあご利益おまへんでえ。

 とはいえ、最後だけは井之頭公園の池のそばの弁天様でこれはまとも。まあ、最初と最後だけマシでまんなかはあかんちゅう「キセル七福神巡り」ではあったが、しかし、最後に井之頭公園の池のそばであの赤い弁天社をみながら一服するのはわるうなかったから、マル、ですわ。
20150126-弁天社.jpg
 帰りは雲がでて雨降りそうになったけど、幸いなんとか家まで無事到着。今日の自転車22kmとスマホがいうてます。うん、ようがんばったから晩飯がうまいで、うまいうまいとくうたらばあさんも嬉しそうやし、やっぱりイングレスの神様のご利益でおます。( ◠‿◠ )☝


執筆者: Jun