2013年09月19日 00時35分 | カテゴリー: ダイエット

水泳

今日はジムで300m泳いだ…ちうと、こないだ150mでヘナヘナになったばかりだからカッコいいんだがなに25m泳いではへな、また25m泳いではヘナヘナ、で幸いプールに人がいなかったから、コース独り占めできてつづけられただけ。ジムのプールは2年ぶりにこの9月から再開して3度目だからね。よしとしよう。

ダイエットに水泳は最強の武器なんだな。トレッドミルなんぞに1時間も2時間も乗っかってるなんて一時、iPodの語学講座を聴きながらとかやっていたけど結局長続きしなかった。しかし、水泳の得意な友人などはいまでも千㍍位軽く泳げるらしいから、そういう特技が有ると10kgの減量なんぞお茶のこらしい。ブツヨクにあまり動じぬ爺になってもこいうのは羨ましく妬ましいわい。あはは。

あれはまるごと「複合関節運動」ってやつなんだな。ふつうの単純間接運動の筋トレなどとは訳が違う。身体の全部のホネと筋肉を上手につかわないとたちまちブクブク沈んでしまうから、必然的に全く日常生活では意識していない身体の奥の筋肉がちゃんと鍛えられる。

この身体の奥の筋肉ってやつが「体幹」とも呼ばれるわけで、こいつが我々のホネを柱としたらそその周囲をテントのロープのようにしっかり張ってくれているから生物は暮らせとるわけである

このダイエットプラス筋トレをはじめる前は、ここ2年位、家の二階からおりる階段の手すりに自然に手が伸びる様になって階段を下りていた。それが最近、筋トレ効果とバランス運動の効果で気がつくと全然使わなくなっていた。つまりおなじトシヨリの身体なんだが、操縦性が向上したんだな。

ワシの場合は水泳はロクにやってなかった。昔は水泳教室なんかなかったからね。プールだって遠い服部緑地公園までいかないとなかった。そこで水泳好きの友人に無理矢理さそわれて小学校5、6年のころ通ってたから、まあ泳げるようになったことはなったんだが。あいつは早く死んでしまったがいまとなっては有難い友であったな。おっと脱線。

水泳がたいしてでけんから、かわりに野口体操におおいに通じるヨガでこの1、2年、ホネと筋肉の可動範囲をまず回復して、更家ウォークになっていったのだが、更家先生も再三、自分の美容体操はすべて「複合関節運動」と述べておられる。この効果は実際たいしたもんだ。

ヨガのちょっと難しいポーズはバランスと可動域と筋力がどれもないとできないが、それがちっとはできるようになる。階段をヨロヨロ下りてたのが、一瞬、筋肉の緊張をさせる、手をちょっと握るとかウデに力を0.5秒入れるとか、そうすると断然楽になるんだわさ。

本来、人間の筋肉は「パワーをしぼりだす作業器」ではなく、「操縦装置」だと喝破したのは野口三千三先生であったが、まだ三十歳代だった自分は頭では理解したつもりでも、実際はわかってなかった。いま爺になってわかってきた。なかなか身体が錆びかけて来たトシヨリならではの愉しみちゅうのもあるもんじゃわい。水泳もそのうちノンストップで300㍍をめざすのだわい。水泳中に昇天なんてもうカッコいい事。もっともジムは嫌がるか。あはは。

執筆者: Jun