2025年05月07日 21時43分 | カテゴリー: 総合
2025 惜春譜 華を回想する

春は武田勝頼ゆかりの慈眼寺からはじまる

武田家滅亡に際し 遺品を当寺に預け 東にむかった

私にとって桜の聖地は 中世の小山城址

護りの土塁に囲まれ400年。。

いっときの比類ない この景観

介護施設からの老人の方々も この桜に輝く

外の桃畑から 小山城址を見る

この空の下 重厚な城址の歴史を偲ぶ

桃畑のなかに おそらく四世紀の古墳がある

土塁に日が落ちて。。小山城址の400年の刻

桜に春の宵が ほの白くやってくる

ひとり桜を眺めた女高生が スクーターで帰ってゆく

城址の外周の農道も 桜の花びらに暮れてゆく

桜がおわる頃 周囲の桃の花が咲き始める

銚子塚古墳の桜並木はライトアップ 遠くに甲府のあかり

花桃の咲く小山 ここは義兄の訃報を知らされた山
只の山ではなくなり ここに来ると会える気になる

菜の花が咲く桃畑で 美しく賑やかなイベントが行われる

萌え木の山を背景に 若木の桃が咲き始める
この明るい山稜を歩くのはこの時期だけのこと

花曇り。。花には曇りが影が出なくて美しい

と言って晴れは晴れで華やかでいい

4月27日は大和村で恒例の武田勝頼公祭りが行われた
神奈川の大和村からも例年の参加 緑の山に映える

公募による諏訪御両人と北条夫人の入場

凛々しく 有志による薙刀女子の入場

をみなごしめやかに 語らい歩み。。
いつものおねえさんが。。

手を振る この笑顔

大和小学生による陣太鼓の舞台
隣の娘さんが 卒業生なのか マニキュアの指先で
太古の拍子を打っていたのが 何とも良い光景だった

勝頼主従の慰霊の舞

大和中女子の巫女の舞 田野の朝焼け

平地の桃畑が摘花を終え 山間地の花が遺るのみ

例年この山間の桃の花で この年の見納めとなる

ここにもバーバ ヤーガの(笑)作業小屋

花が暮れてゆき 果実を実らせ 人を潤す