JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
高度感、重量感、颯爽と華もある--あらゆる賞賛の言葉に恥じない山容です
剣岳も大好きですが、共に南北アルプスの末端で3000mを僅か欠ける標高
それがあたかも金メダルを放棄したかのような潔さ、そして偏屈(笑)に感じます
白州あたりになると、この山の仰角は仁王様が見下ろしてるような威圧感です。
摩利支天の断崖から仙水峠を挟んで早川尾根が南に立ち上がります
素晴らしく展望が良いのに人影が少ないのは何故でしょう、写真はアサヨ峰付近、案外険しい姿です。
前山越しの鳳凰山塊がこんなに見上げる角度です
田んぼからいきなり立ち上がる膨大な黒戸尾根、その奥の甲斐駒本峯の重量感
昔はこちらが表玄関でしたが今はハードなマニア向けルートという位置づけ
しかし深い谷と黒木と古色蒼然とした信仰の痕跡は、この山への畏敬の念を深めることでしょう
この山を見上げるあちこちに甲斐駒信仰の遺構が見られます
執筆者: kazama
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