JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
かっては養蚕地帯だった山村の至る所にあった葵の花
花壇や庭園ではなく 路傍に咲くため 農作業のモンペ姿に重なる
そのせいなのか、また人気のないこともあり 雑草と一緒に刈られてしまい
昨年あった処に行くと無くなっていることが多々ある
近年それが顕著にみられ 絶滅するのではという危惧がある
その居場所は なんでもないようでいて 消火栓の脇だったり
なんとなく重みのある場所にある
この石垣の脇 たぶんここに 数十年は咲いている
梅雨時に咲く花だから曇り空が似合う
立葵と言われ下から咲き先端まで咲くと梅雨があけるという
葵の花は 初秋の彼岸花とちもにむかしの田舎を物語る
執筆者: kazama
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