2005年12月01日
閲覧展開の早い“Firefox 1.5”

モジラ系ブラウザFirefoxの新ヴァージョン1.5がリリースされた。1.0.7からひとっ飛びに1.5へのアップデートという数字が示すかのように、飛躍的…
に改善されたようだ。特に、すぐに分かるのが閲覧時の表示にかかる時間。思わず「スピード違反!!」と叫びたくなるような早さで、サーフィンの快適度は明らかに上がる。特に、戻る・進むボタンでの切り替えは、改良点に謳われているように、文字通りの瞬時になっている。

Win・Macを問わず、急速にユーザー数の増えたFirefox。その実績は、得られるご利益が大きいからこそのものだ。一方のNetscapeはVer.8で、IEでの見え具合を模して表示するエンジンの切り替えができることが売り物になっているが、OSがIEを標準搭載していることが前提になっているので、Mac用は未だリリースされていない。いや、そもそもMac用のIEは5.2.3で止まり、以後開発が止まっている。

今迄は、HTML表示上の問題などからWebデザインの観点で注視することの多かったブラウザのアップデートだが、これからは、シンクライアントやASPといった、これからのWeb2の基礎的な流れの上で欠かせない中核の一翼を担う存在だけに、隠れた能力面での向上にも気を配りつつ、より一層、アップデートの動きを観察する必要がありそうだ。

それにしても、Firefox1.5は、早い。DIGIHOUNDのイチオシブラウザだ。
by DIGIBEAR