JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
( 哀しみ本線日本海 北陸本線 )
今シーズンは日本海に行けていない
行けたとしても雪景色は望めない
青春18切符の最終日に強行だが日帰りで
意地でも日本海を見てくることにした。。
0617のまだ暗いホームを発って甲府で松本行に乗り換える
岡谷で信濃大町行に乗り換え、塩尻峠をトンネルで通過せず迂回し
一旦は飯田線に入り辰野経由の信濃川島を通るという
珍しい沿線の風景だった。
大町を過ぎる辺りでさすがに雪になる 仁科三湖畔
雪の湖畔はムーディで惹かれる
初めての大糸線の雪の沿線風景にしびれる
いったいどれだけ写真を撮るのか。。
白馬を過ぎ姫川の渓谷ぞいに下り始める
通常はかなりな雪の地域だが異例な雪の少なさ
南小谷駅でJR東日本から西日本になる
糸魚川行に乗り換えるが、なんと豪雪の南小谷が降雪ゼロ
北陸本線は雪がなくとも こんな風景を期待していたが。。
聖が鼻を回り込むと米山駅がある
潮風のふきぬける街。。同僚がここの出身だという。。
それだけでこの街が無縁の土地と思えず、望郷をかんずる
寿橋のたもと。。この米山のいちばん好きな処。
いまはこの光景は失われた
青海川駅 ぜひ列車で通過したかった処
その遠望 ここをふるさととする人の想い 暮らしのぬくもり
牛ヶ首層内褶曲 1万3千年前に隆起した地形。
北陸本線がトンネルで通る
北陸線の駅に灯りがともるころ
雪のない柏崎駅をあとに 遅い帰路につく
柿崎が 直江津が あとになる
想い出だけが通り過ぎていく。。あの唄の一節
帰り着いたホーム 高尾行を10時過ぎに見送る おつかれさん
短時間でも 日本海のしっとりした空気に浸った
胸のうちの空気と そとの空気が一体になれるところ
いつかまた あの海と あの音楽に浸りたい
執筆者: kazama
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