JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
桜はいつも慈眼寺から始まる
山門前の菜の花と桜の古木
山門のJEEP 場違いな感あり
武田家滅亡の際 勝頼が遺品を預け去った 3/11戦死
菜の花畑に 入り日薄れ 慈眼寺の夕暮れ
小山城址の桜は私の春の本拠地
ぐるり囲む土塁に咲く桜
今を盛りと咲く命
今年はコロナの寂しい春。。昨年の小山城の残像
南風に散り始めた花が舞う
児の姿の瑞々しさは世の宝。。
小山城址に日が落ちて 500年の夜のとばりが訪れる
重厚な曇りの日 桜のその意匠
桜のもとで 繰り返してきた 人のいとなみ
ここの時間を見てきた遺構
ひっそりと暮れゆく 花の時間
昨年は暗くなるまで遊んだ
今年は誰もいない静寂
春宵の空に月が上がってくる
地上を白くして はや葉桜のころ
葉を落とす風が 雲とともに 時は東へ去る
さくらの径の 尽きるあたりが もう見えてきて
秘めたる木のたもと お弁当を食うひとときは宝
ひとときの春の山路を ふりかえる
来年ですか ごきげんよう
執筆者: kazama
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