JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
朝からの大雨が夕方になってあがり 夕空に茜雲の相模川畔畑
ここがお気に入りのバーバヤーガの小屋(仮称)野良の殿堂
ミレーの畑にもありそうな 重厚かつ素朴 ここに住みたい(笑)
3/13 この日の終わりを 染めてゆく
雨は東に去りぬ 猫に虹
雨をノラがどこで凌いでいたか心配だったが。。
ここは吾輩の家である
いつもの道が水たまり
水のない野良 雨は水のみなもと 天のめぐみ
泥水が衛生上どうのこうのなんて。。関係にゃあ
あんたらも呑まにゃあ 清濁併せ呑むと言うなら
心やさしき人の心 猫食堂の雨対策
猫土手レインホールへようこそ。。隠微な魔境か
ここは秘密の巣窟 来るなシャー
なんの用があるのか 忙しそうだ
こいつは餌をくれるのか いや敵なのか。。この猜疑の眼
餌をくれるのか ないのか それが問題だ
用もないのに畑をうろつく人間。。あいつの目的はなんだ
僅かな違和感にも敏感に この鋭い視線
好物の煮干しにありついたが ちょいデカい
ノラの矜持 食いながらも警戒。 解るか腑抜けの家猫ども
工事の土手は人がこないからリラックスする
野良にも夕暮れがやってくる
このトラはさも自然に近寄って様子を伺うが視線は合わない
餌にはありつけたし あとは寝るだけ この野良の夜
バーバヤーガの小屋に 神の祝福のような春の午前
雨のなごりは ノラたちの鏡 我が身を知るか。。
まだ冬木立だが 春の日差し
放置自転車にも春が来る
くつろぐノラたち
みぞれの夜もあれば 暖かい春の日差しもある
苛烈な日に備え 今日をだらける 緊張と怠惰
その振幅こそノラの矜持 猫属の能力
餌のカモかと さりげなく近寄ってくる 後ろに天敵のカラス
知恵ものカラスの狡さと観察力 ノラは時折威嚇する
そのくせ用のないフリをするのは狡さかプライドか?
そっぽを向いて 実は見てる狡さがわが身と共感する(笑)
仮にプライドだとしたら 落ちぶれた高貴な女性と被る(笑
この日向ぼっこするチビが 立派にカラスを追いかける
バーバヤーガ以上の居場所がこのサティアン
板にシートが引っかかっている簡素だが 春の日に穏やか
暮れゆくバーバヤーガ ここに暮らすノラたち
この世の生に 幸あれといのる
執筆者: kazama
This post was displayed 585 times.