JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
久々に相模川畔を訪ねた
厳しい冬を耐えたノラ達に春がきた
3/9 梅の香に鳥が来る佳き日
一輪の花と卒業証書を抱え女子中学生が通る
「おめでとう」 「ありがとうございます」
ここに居合わせてよかった
3/6 さらばVenus 木星が離れてゆく
3/2が木金星の最接近 今後木星が先行し離れてゆく
むろん見かけ上で32光分(光速で32分の距離)離れている
木星は太陽より5倍の深遠を12年周期の悠久のいとなみ
はや三月 西空に木金がこんなに近い
と言っても見かけ上のはなし‥
地球より内側のVenusと 遥か外遠なjupiter
暖かい春は嬉しいが 繭を出るような気もする
遠くへいきたい 知らない街を歩いてみたい。。
いい唄だなあと思う 京丹後の夕暮れ
2/17 教習生を迎えに行く道で
清掃車に先を譲った
その挨拶がさわやかで
先を行く色に惹かれた
二月も はや後半
日差しは格段に明るい
遠くの山も空も春めいて
甲府で働く善さを思う
2月11日 黎明がやってくる
畑の雪に まだ月のあかり
母のふるさと
白い土蔵の家が母の生家
この道祖神の広場で
幼子の母は遊んだろうか
その頃もこんな夕暮れで
日陰に淡い雪があったのか
‥もう100年も前のある日
ふるさとの 潮の香にあり 三が日
ラジオからの この句に 山国生まれの私は感銘をうけた
海を古里とする人の望郷の念は どんなものだろうか
はや正月がおわる
明5時半ごろ 蜂城山の向こうに
夏の盟主たる さそり座が…
夏なら8時頃の空だろうか 熱帯夜とか言うやも知れず
淡々と 粛々と 無機質に 色んな形容があるけれど
時の流れは 人智を越えて 厳かに‥ そう想いたい
1/11 甲府市旧市街にあった八百屋さん
1月10日 新年からはや10日 0630ごろの残月
炎は火 この世の源であり普遍でもある
宇宙の質量の殆どを占める恒星 永遠の炎
それにより養われ やがて呑み込まれ昇華する
大和が沖縄戦に特攻出撃したのは4月7日
おりしも本土の桜が満開 総員が甲板から桜を眺めた。。
吉田満の手記「戦艦大和の最期」にそう記してある
戦地に向かう人の目に 祖国の桜はどう見えたろうか
「事実は小説より奇なり」 どんな脚本家を以てしても
これほどのシーンは思い浮かばない
今の世の戦火が終わり 良い年になってほしいものです
執筆者: kazama
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