JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.

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Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN

2023年04月20日 21時10分 | カテゴリー: 総合

2023 桃の日々

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小山城址の桜が終わるころ 城址の下の桃が咲き始める
その夕刻に見せる艶やかさは 桜の奥床しさと対照的

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桃の咲くころは菜の花の時期 相互に引き立て合う<

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菜のあかり

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ロシア語でなんと入れたか。。あなたを想う?

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菜の花畑に 入り日うすれ

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可憐な桃の花も 日没後は大人びた姿

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日が暮れた7時には山に笈形焼が点り 桃源郷の開幕を告げる

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対岸の甲斐一の宮の山腹には大文字焼 折しも満月の夕

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桃の実をつける盛りは10年程か。。古木は世代交代する
比較し人間の寿命の長さを想う 後ろは蜂城山

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用もないのに軽トラで桃見物。。昨今では桃泥棒の下見かと怪しまれる

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リニアが桃畑の中を まさに貫通している

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若木はやはり初々しい

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青空と新緑を背景に 輝く若木

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萌え木の山のあかるさ。。ここを歩いてみたい

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桃のうしろの 春の山。。この中に浸りたい

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背後の神座山 この右手の尾根をいつか。。と思っていたが、もはや圏外か

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斜面を畑地にした労苦を偲ぶ

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この石積

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老木の向こうの小ピークに登りたくなる

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萌黄色に染まって歩く幸せ

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やはりあった 小広い別天地

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まさに桃源郷

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このあかるい尾根を歩きたい

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別天地

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うしろの山の幸福感

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昨年は何回も歩いたこの山

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ここも別世界

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バーバヤーガの小屋  ムソルグスキーの組曲のパート
ついそんな風に言いたくなる

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曇った日の重厚な桃畑

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四月も半ばを過ぎ 太陽は地蔵とアカヌケの頭間に沈む

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冬の盟主オリオンも南アルプスの700光年の彼方に沈む
その巨大さ。。と次元の違うものを比較するナンセンス

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笈形焼も4月15日で終了 次はお盆のおくり日 季節は淡々と進む

END

執筆者: kazama

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