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2015年12月22日 05時39分 | カテゴリー: 総合

--- 祝冬至 ---

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南の果てへ行っていた太陽が回帰線にタッチし、いよいよ北へ帰り始めます。

太陽はもう、春への歩みを始めるのです。この日を元旦とすればいいと想うほどの壮大な分岐点なんですね。

古代人は、暗く寒い冬から、暖かい春へ向かう転機となる冬至の日を待ちこがれ、神聖な日として祀っていたであろうことを、遺跡から読み取れます。

 私も単身赴任のころ、ゆず湯ならぬテントで夜を過ごすセレモニーをした事があります。

近くの城跡の高台で、入り口を朝日の方に向けてシュラフに丸くなって夜明けを待つ。

やがてテントの生地をうっすらと透かし、ひそやかに訪れる夜明けの静謐さから、

太古からの坦々とした時の流れと、この宇宙に生きられる幸せを感じます

執筆者: kazama

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