JOURNAL SKIN
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(震災の被害を受けた仙台空港)
明日11日は大震災から13年…地震と津波には主体というものがない。人間で言う意思も目的もなく、たとえ人類がいなくてもやってきた。
比べて3月10日の大空襲は100%の人災である。一夜にして10万人という犠牲者を出さなければならない人間の『意思とその目的』とはなんだったのだろうか。
天災は防ぎようもなく、祈ってもやってくる、ただ防御に英智を集結するしかない。しかし人災は英智を集結すれば発生そのものを防げる…本来なら天災よりずっと対処可能なはずなのに…
天災と病魔だけでも十分な脅威がある、加えて争い合うことへの莫大な費用と英智という不条理をどう考えればいいのか。…知恵の裏側に潜む人間の性というしかないのか…
歴史は戦いの歴史であり、それが世界を変えてきた。 『映像の世紀』の音楽に、その暗澹たる重苦しさが表現されている。
https://www.youtube.com/watch?v=Iv-FTxisEpM
2016 3月10日
執筆者: kazama
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