JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
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サンバーのオイルレベルを見ようとゲージを抜き、再度差し込もうとすると入らない。
なんとレベルゲージの先が折れていて、先端がガイドの通路に残っているらしい。
金属疲労といってもそんなに繰り返したわけもなく、負荷もかからないのになぜだろう。
さて取ろうとしても細いチューブの奥深く方策がない。折れた先を作動部分が巻き込まないか気になる。
レベルゲージが折れるなんて聞いたことない。不本意ながらオイルパンを外す大事となり除去した。
久々にジープJ36の調子でも見ようと乗り込んだ。クラッチが抜けかけてるなと2~3回踏んだらいきなりロック状態になり踏めなくなった。通常なら10回ぐらい踏んでいるうちに踏み代が出てくる。
ペダル側がどうかしたかと覗いてみるが異常がない、ということはマスターシリンダのロッドでも折れたのか?
これまで40年以上いろんなクルマに乗ってきたがこんなの初めてである。簡単にロッドが折れるわけないし固着なら最初だけ動いたのはおかしい。マスターシリンダを外しかけてブレーキフルードがないことに気付き中止した。。
( アクティ軽トラのクラッチ作動 )
次はアクティ軽トラのやはりクラッチが急に重くなった、長いワイヤーで作動してるので切れるのが怖い。
車屋さんで見てもらったらワイヤーではなくクラッチの作動そのものではないかという。そうなったら大事である。
アクティの旧規格軽トラは当地にいっぱいあるが、こういうのは前例がないという。
J36といいアクティといい解せないトラブルはどうしたことか。。
( J58幌ジープのガソリン臭 )
幌のジープJ58に乗りこむと、数日前に満タンにしてガソリン臭いのがまだ収まらない。
まあ時折あることだし燃料消費につれて薄れてくだろうと思っていた。ところがますます匂いが強くなっている。
ガソリンの匂いは子供の時好きだったが、こう四六時中となると気持ち悪くなる。風呂に入って寝てる間にも匂いがする。実際に体に沁みついた訳ではなく意識にしみ込んでしまったようだ。
ジープのタンクは室内にある。時にはチャポンチャポンといって気分のいいものではない。万一横転でもしてタンクが破損したらガソリンを被る羽目になり、そこへ引火でもしたら焼身自殺である。
ふとステップの防錆塗料が黒くふやけているのを発見した、指で触ると塗料が溶けていた。これだと思ってタンクの下の床を見ると、果たして湿気っている。やはりタンクが漏れているのだ。
引火を想像したら怖くなってそのまま修理工場に置いてきた。。。なぜこうも珍しいトラブルが続くのか。
( ランダムネス )
サンバーは二週間前、そのあとの三台は一週間の間に連鎖的に発症した。それも消耗品の寿命が来たような内容ではなく、クルマに乗って初めてのようなものばかり、、あたかも連鎖しているように見えるが、そんなことがあるのだろうか。
家電製品でも連鎖的に壊れるのはよく言われることであるが、一応はコンセントで繋がってはいるからそこを介して何かあるのかもしれない。
しかし私の四台のクルマは近くにあるとはいえ繋がりもなく関連性もない、唯一あるとすれば私という運転手ということだ(笑)
もしかして機械にも「気」というようなものがあるのだろうか。。。なんとなくそんな気になった事例もないことはない。
車に作動不良だったり具合の悪い箇所があって修理屋に乗っていく。そうすると具合が良くなってサービスマンがいくらやっても症状がでない。
似たことは自分にもあてはまり、体調不良で不安になり。病院の門をくぐるころには妙に何ともなくなったりする。
たぶん心理的に病名を付けられたくなくて、カラ元気を無意識のうちに出すのではないか。。。まるで人も車も同じように見える。
車に乗っていてふと、その車に飽きて、もう売ってしまおうかとか他の車に乗り換えようかとか考えたとする。
すると翌朝、キーを捻ってもウンともスンとも反応がない、、つまらない原因があるにはあるが、そのタイミングに驚く。
そんなことを数回経験し、クルマのキャビンでその種のことは考えないようにする。。そのことをタブー視するところが私にはある。
このようなことに科学的根拠はまったくない、「たまたま」と思うのが大人の態度であることに異論はない。
「たまたま」は偶然と同じだろう。自然には意思も目的もなく、すべては偶然によって「運用」されている。サイコロを投げるような偶然がしかし宇宙のように巨大な集まりとなると秩序ができてくる。管理者も主体もないのに不思議なことだ。
物理の法則は誰がきめたものでもないのに全ての事象がそれに則っている。神は物理であると思える。
偶然も例外ではないだろうし「たまたま」もきっと奥深いところで物理に則っているのではないか。
偶然とはなんだろう、きっと何かがある。。。今はまだ、そのからくりが分かってないだけではないだろうか。
執筆者: kazama
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