JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.

〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN

2013年11月17日 18時05分 | カテゴリー: カメラ

中山道旧塩尻峠

20131117-810______061_03.jpg
ここは歴史を感ずる重厚なたたずまいの場所だった。
   夕暮れせまる中、8x10インチという大型カメラで撮影した。

ピントを全面に合わすためf36の絞りが必要であり、ASA64のポジフィルムでは2秒の露出になった。そのため風で紅葉がブレてしまった。ネガサイズの大きなカメラの時代は全面にピントを得るためにアオリという特殊技術を駆使したり苦労した。

時代はデジタルの極小センサーの時代になり、いやでも全面にピントがあってしまう。

逆にポートレイトなど、ムードを出したいから背景をボカシたいという要望を満たすのが難しくなったという。

なんでも便利さの裏に失ったものの意味が見えてくるようだ。

執筆者: kazama

This post was displayed 1104 times.