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2015年03月23日 07時58分 | カテゴリー: カメラ

…    うーん Df    …

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   友人が孝行息子からDfをプレゼントされた。触らして貰ったらまるでF3、予想外の質感だった。

さすがニコン、味も素っ気もないデジカメの中にクラシカルなテイストを盛り込んだニューコンセプト。

ちょつと参った。

   先日D750を買ったカメラ屋さんに行ったらDfの限定版が在庫してある。

眺めていたら笑いながらD750との差額を提示してくる。またアホなカメラ好きの性が疼き出す。

しかし買ったばかりのD750を簡単に買い換えるのは抵抗がある。それにD750の万能性はDfより上である。

カメラとしての質感のなさは得られる画像には関係ない。

しかしDfの控えめのスペックは必要充分なものでむしろそれがいぶし銀の貫禄を醸し出す。

   一晩考えた。いぶし銀というなら家にFやF2があるではないか。

デジカメの風情のなさを慰めるために残してきたのだ。

Dfへの物欲をねじ伏せるには格好の刺客、いくら限定版と勿体つけてもFやF2の貫禄には敵わない。

…むろんフィルムの画質には期待しない。往年のカメラの硬質な手ごたえで、たまにパシャとやれればいい。

   コダックの36枚撮りのネガを詰めて持ち歩き、しばらくDfを見下してやることにした

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執筆者: kazama

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