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2016年07月26日 17時43分 | カテゴリー: カメラ

…ニコンは遠くなりにけり---V/S α7RⅡ

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表題の理由はiPhoneとα7RⅡを買ったことによる。

iPhoneはともかくα7のコンパクトさと精密感には悩殺された。デジタルカメラになって手触りを愉しめる初めてのカメラが出現した感がある。

広い視野率のEVFはその性質上、露出補正等の設定した撮影画像そのものが見えていると言ってよく、撮影後に切り替わっても分からない程だ。結果として背面液晶は見なくなった。デジタル一眼の撮影後に結果を背面液晶で見るという、いささか潔しとしない動作から解放された。このことは大きく、とてもスッキリする。出来の良いファインダーで撮影画像を確認できれば太陽光に晒された液晶には用がない。

また無音無振動の電子シャッターとハイブリットのブレ止めと相まって、これまでブレたことがない。

私にとってハッセルSWCの穴埋めに足るカメラと出会えた満足感があり、ひとえに身代わりになったSwcのおかげである。

この先ニコンをどういう場面で使うだろうか…今のところシーンが浮かばない。

D3を私にとっての最後のカメラと意気込んで買ったのだか、その後もD800Eとか節操がなかった。しかしD3の操作感はさすがに重厚なものがあり、お気に入りの14〜24/F2,8と共に最後まで手放さないだろう。

実を言うとα7RⅡのフルスペックの高画質はまだ試していない、我ながら画質へのニーズは下がったが18メガの設定でも充分な画質がある。このカメラは評判の画質だけでなくシャッターやファインダーなどの基本部分の満足感がある。

…しかし最後に、これだけはため息が出るような、電池のバカ食い…この一点だけで商品として超一流になり切れないと思う。まことに惜しいとしか言いようがない

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執筆者: kazama

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