JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
このキュートなトラックはべつに可愛らしさを狙って造ったものではありません。
大まじめで350kg積みの働くトラックとして設計されたのです。
しかし今日の視点でみるとなんと可愛らしくみえるのでしょうか。 当時このトラックをかわいいという人はそういなかったはずです。
感性というのは個人のもののようでいて、多分に時代が産んだものでもあるようです。
エンジンは2ストローク空冷2気筒360ccというもの。それがスカスカなエンジンルームに収まっています。 それ故に荷台の広さが犠牲になりました。バイクなど積むときはアオリを開けてチェーンなどで固定したものです。 パワーは18Ps/4800rpmというもので白煙を吐いて走りました。
この車は神奈川時代によく通った道の脇にありました。 解体屋さんが見つけてきていじっていたようですが、その後どうなったでしょうか。 どこかで元気に走っていてほしいものです。
執筆者: kazama
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