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2014年02月14日 15時24分 | カテゴリー: 自然

城崎にて...

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   吹雪のような日に城崎で海の写真を撮っていた。

波の音に混ざって、ドッと歓声のような声が聞こえた。

見るとホテルで、イルカのショーをやっているらしい。

関東の感覚では、こんな吹雪模様の日は極力外にでたくない。

しかし、ここ山陰では、大勢の人が屋外のショーを楽しんでいる。

この土地の冬の気候に慣れた人たちの感覚であり、逞しさなんだろう。

   城崎から余部を経て鳥取砂丘までの複雑な海岸線が好きで、何度も向かった。

隆起した地殻の構造と向きが、北西の季節風と日本海の荒波に侵食されやすい

条件だったために現在の景観ができたという。勿論それは現在進行形なのだけれど。

山陰ジオパークに、その成り立ちが詳しく展示されていて、雨宿りも兼ね2時間近く見学した。

他には誰もいなくて、ちょっと不審だったのか、

「神奈川からいらして、地理の先生ですか」   と言われた。

   ちょっと嬉しかったけれど、だったら良かったろうなあ、と思った。

執筆者: kazama

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