JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
豪雪の上がったあと、かぎりなく透明な空に白い雲
災害のあとの、この無垢な美しさはなんだろう
自分がしたことを、まるでとぼけるような無表情
無垢と言うのもおかしいが、でも当てはまる言葉がない
どんな美しい光景も、美が目的ではなく、現象にすぎない
自然には目的というものがなく、その主体さえもない
虚無というのが、それにいちばん近いようにおもう
巨大な虚無に支配されながらも、健気に生きるしかない
虚無を美しいと思うのは、その中で生きる方法かも知れない
執筆者: kazama
This post was displayed 1029 times.