JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
この淡いみどりが濃くなって春のセレモニーがおわる
半年近くも同じ景色になってなんとなくつまらない
ふと思ったのは、この若葉の中に昨年の生き残りが皆無なことだ
植物の幹が人間のなにに相当し、葉がなんに当たるか良くわからない
新緑のラインが次第に山肌を這い上がっていくが、個々の木々はそこを動かない
生まれた場所を一歩も動かない植物は、その宿命をどう悟るのだろう
執筆者: kazama
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