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2018年11月23日 22時13分 | カテゴリー: 登山

リハビリハイク

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 11月1日に目眩が発生してからもうすぐ一か月になろうとしている

これまでは具合が悪くても三日もすれば回復する感覚だったが、こんなに長くなったのは初めてだ。

病院に行くときは車を注意深く運転したが、現実離れした、地に足がつかない感じがした。

スピード感覚が掴めなくて、40Km以上は出す気がしなかった。

直観力や動物的感覚がないので経験から来る理屈で走った。白線の30センチ内側とか、スピードメータの指針通りとか.まるで右脳の情動や動物的感覚を失い、左脳の論理性だけでこなした感じがする。その感想は勘を失っても経験値と理屈でなんとかなるものだと思った。

病院の先生によると、失った平衡感覚は完全には直らないという。

それを補うのは小脳による運動能力で、普段もそういうメカニズムらしい。

今後においてそれをさらに強化するためのリハビリを勧められた。

主に眼球の運動だが、やってみて特に苦手な横目をするとクラクラする。

これだけグダグダしたから、もう安静の段階ではない。

おりしも満月の美しい夜だったので、久々に歩いた。

足取りは頼りないが青い月光を浴びて、すばらしい時間だった。

日中にそとに出ると眩しくてクラクラきた。明るすぎて情報過多で処理しきれず、戸惑った感じだった。その点で月光のクールさが心地よかった。

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 一夜明けて今日はすばらしい天気だったので、思い切って山に登ってみた。

自らのバランス能力を見極めるため、あえてストックは待たなかった。

最初のうちはいくらかふわついた気がしたが、やがて地面の感覚が掴めるようになった

じんわりと、だましだまし踏みしめる感触がなつかしい

これも体感に加え経験値からくる足取りのように思った。

あえて急斜面を下ったりしたが、すっかり感覚を取り戻した手ごたえがあった。

なんとかなる、思い描いていた月の山でのテント泊が出来そうな気になってきた。

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今春に中央の無名山稜を三回に分けて歩いた。。晩秋に回想する懐かしさ

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無名山稜の末端。。登り始めはまだ成算はなかった

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第一ラウンドを終了したピーク 成算が見え引き返した

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まばゆい新緑のなか。。アップダウンの一つ一つを回想する

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このピークで昼飯を食べた。。まだ新緑の静寂なひととき

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第二踏は向こうの尾根からピークまで、帰路ミスコース

第三登はピークから右へ降り第一登のピークまで到達し完了

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急な下りに自分が対応できるか。。慎重に見極める

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心休まる穏やかな尾根のむこうに三角コンバの静寂郷

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早春に登攀(笑)した峻険な米沢山北西稜(仮称)

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大好きな京戸山の稜線の向こうに、はや雪煙の富士

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月見の雅。。聖地お坊山の夜を我が胸に

足取り復活に安心し帰宅すると、うすい雲を透かし月が出てきた

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執筆者: kazama

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