JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
梅雨明けの好天からの入山者に山は賑わった
やっと取れた休み、その反動から静かなルートを歩きたくなった
農鳥への尾根にある滝の沢頭山の威容と、右は鷲の住山の断崖
0515芦安発のバスを鷲住山展望台バス停で降りる
鷲住山の遺構は架線あとの鉄骨 険しい山にどうして運んだか
山頂から急下降すると西山線三号鉄塔のある切り開きに出る
ここから滝の沢頭山の険しい北面が眼前に迫るさまに魅了される
荒川の奥にドーンと間の岳 お小屋尾根と尾無尾根に雲を吐く
西山線三号鉄塔を組み立てるときの最上部の作業を想像する
野呂川発電所への電話線とおぼしき。。ルートの目安にはなる
名も知らぬ(私が)花と滝の沢頭山のながめ
荒川に掛かる橋を、おりしも奈良田行きバスがゆく
南アルプスの尾根は末端が急角度に落ち込むV字谷が多い
北アなどのU字谷に比べ、登山道が少ない要因ではないか
西山線二号鉄塔と池山吊尾根。 古の荒川小屋からは
この左の斜面を登ったと思われる
昔のルートは長丁場や斜度の重みが違う
鷲の住山と池山吊尾根は野呂川を挟んで相互に食い込む
昔の登山道はここを橋渡し。荒川小屋から尾根の末端は登らなかったろう
樹間から野呂川の吊り橋が見えてくるが、案外にもここから苦戦する
一旦上流に回り込み やっと吊り橋の基部に達する
いくらかやつれてきた野呂川吊り橋
渡り切って左岸鷲の住山側を振り返る 樹木が育ってきた感じ
県道までの登りが案外な経路である
以前はなんでもないこんな箇所が気になる
ここも今やいやらしい そんな人が冬の北岳に来るなってことか(笑
県道に出る所だけ、ご体裁に橋がある
県道を上流へ トンネルをいくつも歩く
県道から見上げる滝の沢山 これを見るために降りてきた
降りてきた鷲の住山を見上げる
野呂川第二トンネル 工事車両が来ないことを祈り闇にむかう
さながら腸内 わがルーツを想う
グロテスクこそ美の要素というのは ギリシャ時代の感性
出口のあかり この世への歩み
池山吊り尾根を貫くトンネルを歩く感慨
悪運尽きトラック来る 凹みに身を隠その姿にもぞっとするだろう
吊り尾根隧道を抜け尾根を見上げる。急傾斜は登れそうもない
やっと現れたあるき沢橋
ここが現在の池山吊り尾根への登路でありバス停がある
奈良田からのバスが来る
広河原初1000のバスは案外な満席だった。
降りた鷲の住山を経由し帰る
執筆者: kazama
This post was displayed 649 times.