JOURNAL SKIN
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一昨年に急死された山の先輩だった森永さん
私がいちばん敬愛した方だった。まったく癖らしいものがなく
その品格はまるで無味無臭とでも言えるアクのなさだった。
25歳も年下の私は、森永さんのような雰囲気の人間になりたかった。
時折、この世にいないことが無性に寂しくなり、叫んでみたくなる。
一緒に行ったことのある道中を辿ると、その辺りで話した内容まで甦る。
人の影響を受ける方ではない私の、この森永さんに対する思慕はなんだろう。
この写真は南アルプスの聖岳へのアプローチ、なにやら寂しげな後ろ姿---
執筆者: kazama
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