JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
輝くようなあの日 あの道へ行きたい
桃の花が終わり 緑が濃くなる雨の日
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無名のピーク あそこはどんな桃源郷?
道もない藪を漕いで でも辿り着けば何もない
木立のなかの静寂境 そこに佇むひととき
やはりなあ… その虚無感がたまらない
白い雲がある この春の日
バイクで山へ 眩い一日
久々のセロー225 スレンダーな美しさ
雨にけぶる山村 その重厚な佇まい
春の雨そぼ降る 時の風化 その静寂
菜の花に 日が暮れる
4/11 桃の花も標高の高い領域が満開になる
桃に暮れる
海老名市 相模川に流入する鳩川 桜の花見で川遊び
リコーGX200 CCDセンサー機にて撮影
西へコントレイル 白根南嶺の大篭岳付近に消えた NikonP900
桃に暮れる α7S 1200万画素でのトーン
ムクドリが家の前を飛んで この電線に集合 凡そ280羽
この後 300mほど先の竹やぶで夜を過ごすと思われる
4/6 α7R2 APS-Cでの撮影 シャドウ部立ち上げ処理
咲き始めた桃の夕暮れ α7s 低画素のダイナミックレンジ
遅い降雪があった4/5の朝 赤石谷に影ができる北寄りの日照
桃の花咲く時期に 京戸山北尾根に雪が見える
1日に続き、また高山には雪が降った 奥秩父の屋根 破風山
西空が晴れてきて 桃源郷の始まりの笈形焼が点る
4/3 雨の盆地 咲き始めた桃の花 Sonyα7as2にて撮影
フルサイズ1200万画素のダイナミックレンジによるトーン
ふと惹かれたこの視点。。いつも田舎の山並みだからか?
CCDセンサーの旧いカメラでトーンを落とし
地味な日常を撮りたいと思う
四月一日 ワレ小山城址泊地二テ投錨セリ 亡キ戦艦大和
3月31日に 特別な重みを感ずるのはなぜだろう
季節の変わり目と 新年度への切り替えだからか
同様に8月31日も物悲しく(笑)こちらは夏のおわり
さくらの径 誰もいない小山城址からの帰り
雨上がりの相模川畔の畑 ノラ猫たちの姿はなかった
厳しかったこの冬を超えられなかった? ノラの平均寿命は4年
家から見える京戸山北尾根 踏み跡程度の登山ルートは
急峻な尾根を避けた東側を通っているが、この尾根を歩きたい
その念願のラインを歩くことができた その満足感で尾根を見る
2月が去ってゆく 時代が戻ったようなウクライナの紛争解決を祈る
消えてゆく雪には儚さと 慎み深さがある
その造形には意図がなく 究極のフォルムを感ずる
暮れる山稜 訪れる人の殆どいない尾根
芽吹き前の静かなピークでおにぎりを食べた時間
あのピークでしみじみと 夜をすごしてみたい
三角コンバという 人知れぬ山
狐が月見の宴を催してるような
展望のない小平地のいただきに
ひっそりと 泊まってみたい
2/10 うっとりと 雪あかりの夜
蛍の光 窓の雪 と詠われる日本の抒情
蜂城山の見える窓 雪の参道を偲ぶ
この夜を過ごす 生きることの幸せ
姪の家にあったランクルのミニチュア
青の「うちのランクル」は子供の頃からずっとあった
その佳き時代の象徴が 本棚に置いてある
2/4は大切な日 早朝6時からの厳かな時間
BJ42と対面 ラストワンだったべストップが儚く美しい
立春の蜂城山には午後から登拝
冬至から40日 日没は赤石岳まで北上した
この冬は海に行けてない
ここで風に吹かれ 寂しさに浸りたい
射し込む日差しは春の予感の強さ
二月初日の登拝はマイナス一度の夜明け前
二月初の日没は雪雲のなか
goodbye 2022 January
農鳥支稜、滝の沢頭北面氷瀑を登攀された山岳ガイド氏が
その夜の困難極まる下降で200m滑落、低体温症で死去された
厳寒の厳しい登攀で疲労困憊の条件が重なったのだろうか
山の業の深さと試練。。非情な美しさの山に向かい 手を合わせた
海のふるさと
山国生まれには 海への郷愁を羨ましく思う
その望郷の念を しみじみ聞いてみたい
ゴジラ 今日が行くなあ
翼竜 今日はどこへ行くんだろう
ネコ きっと何処かへ溜まってくんだよ
峠 達沢山と京戸山の鞍部 今年は未だ行っていない
淡雪の朝 蜂城山738mに登る
1/23 これが撮りたくて この疑似ローソクを買った
iPhone12での撮影 露出1秒程のブレ止めは別次元
甲斐駒の夜明け
盆地の山の影が7時54分の 夜明けのライン
冬至から一か月 南の笊が岳から聖岳まで戻ってきた日没
私に訪れた まっさらな 今日という日
何もできなくても 淡々と 西空に去ってゆく
未来永劫やってこない 2021.1.21 という日
外は月明り 歩いてきます おやすみなさい
ずっと雪雲の中から久々の夜明けの甲斐駒が岳
狐の祭場のような 月の冬木立に行ってみたい
でも行ってみれば ただの冬枯れの静寂境
そして月は手の届かない 遥かな空に遠のく
決して叶わない夢がある
一晩中地上を照らしていた月が 西の山に沈んでゆく
月齢14.4の月 15夜は暗くなっての出だが14夜は薄暮のなか
古来から愛でられ描かれてきたのは14夜の月ではないだろうか
地球の4/1と言っても月は巨大だ 左の山は寝場所だった
1/17最後の残照 日陰の寒々しいゴトメキの雪原
ここで秋の夜 南半球の一等星カノープスを見た
冬木立の寒い朝 ここがムクドリの居場所なのか
1/15は正月の終わり 今年が良い年でありますよう
テプラノドンよ 寂しくはないか
あれが二万年を経た 街の灯りだ
夜来からの強風 乾徳山から黒金山への尾根の降雪
雨の蜂城参道を登る
はや正月も10日 淡々と暮れてゆく日
梵字の御真言に 今日という日を送る
今日は長谷寺の初護摩の日 十一面観音のご加護を
山の夕暮れは 子供のころの感傷
母の気配 父のうしろ姿
カラスが早く帰れと 追い立てる山の夕暮れ
1/7 昨日の残雪のなか 蜂城山へ登る
晩秋の落葉の上に淡雪の参道
スリップに用心し ストックを使う
霧が晴れてゆく過渡期の雲海
1/6 重厚な淡雪の鎧塚古墳 里宮の蜂城山738m
畑のなかの物見塚古墳に 三菱コルトがある
ここまできて役割を終え どれだけの時を過ごしたのか
ここで繰り返されている夜明け 夕暮れから夜を想う
日帰りの帰省に来た
甲斐駒が久々にすっきり見えた
元旦ご来光の前 月齢28 2021名残の月
夜明けとともに 消えていった
来るものの陰で 去り行くもの
厳しい冬型で 高峰は雪雲のなか
農鳥への支稜の大唐松山の鋭い山容が浮彫になる
執筆者: kazama
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