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2014年02月18日 19時24分 | カテゴリー: 総合

がんばれスズメ

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      と思ったら、これはホオジロらしい。

この豪雪が人間に初体験なのと同様に動物も戸惑っていることだろう。

居場所がないのか家の周りでよく見かけるようになった。普段と様子が違うのは近寄っても機敏に逃げないことだ。豪雪いらい餌にありつけず、体力がないのだろうか。備蓄食糧を持たない動物には、この雪は死活問題ではないだろうか。

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雪の上では餌が得られないからか、わずかに露出した地面に寄ってくる。しかし白一色の世界で、露出した地面など全くといっていいほどない。

いったいこの雪の中でどう過ごしているのだろう。

   一方で鹿が増えすぎたのは温暖化で繁殖期の秋遅くまで餌が豊富なことと、冬のどか雪で餓死による間引きが減ったことの二つが要因だという

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南アルプスには推定45000頭がいて、適正8000頭に減らす目標がある。しかしハンターの高齢化などにより実現は不可能ではないかとの読みがある。

ふとおもったのは、この未曾有の豪雪が南アルプスの鹿の大量餓死につながらないかということだ。

おそらく沢筋などは行動不能になっているのではないか。とくに夏に生まれた子鹿にとって、この雪は生命を脅かすに十分な脅威であることだろう。

深雪にもがき苦しむ可憐な鹿を思えば哀れだが、

それが自然というものだろう。

執筆者: kazama

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