JOURNAL SKIN
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以前にも紹介したが、何十年も前に新聞に投稿された川柳...
当時は、まだ若かったが、その洒落たペーソスが印象に残った
それがいつの間にか我が身に置き換えられるようになってきた
子供たちが、それぞれの生活に戻っていった夕刻の静けさと余韻
それは寂しくもあるが、この境地はむしろ情緒として感じられる
かっては私が父母に見送られたが、世代は連綿と継承され、くりかえされる
私の賑やかな時代は過ぎ去り、初老の境地は大方こんなものだろう
それを嘆いてみても仕方がないし、むしろ詫びさびと捉えればそうなる
この川柳のように客観的に、そして皮肉っぽく見られる余裕が欲しいと思う
...ガランとした部屋にさし込む月光に誘われ、冴え渡る月夜の散歩をしてきた
こんなとき明かりを持つとムードが台無しになる。都会ならいざしらず、
田舎道を無灯火で歩くのは警戒され、また徘徊と思われる恐れがある
執筆者: kazama
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