2005年 受賞作品
- 2005年留学生文学賞 「バジオ」 黄 飆(コウ ビョウ・中国)[c]
- 優秀作品賞 「キになる母」 李 知蓮(イ ジヨン・韓国)[d]
- 優秀作品賞 「箱のなかのチリン」 ソバナ・バジュラチャリヤ[e]
- 奨励作品賞 「ラムネ」 (イ ヘリン・韓国)[f]
- 奨励作品賞 「いつもそこから」 金 海鎮(キム ヘージン・韓国)[g]
- 奨励作品賞 「飛行」 ザビネ・シタドラー(スイス)[i]
- 奨励作品賞 「多情な私たちが懐かしい」 呉 世 訓(オ セフン・韓国)[j]
- CASA賞 奨励作品賞 「母のキッチン」 李 仕芳(リ シホウ 中国)[k]
- 檸檬屋賞 奨励作品賞 詩・4編 劉 暢(リュウ チョウ・中国)[m]
受賞作品への寸評など
- 栖原暁教授
「結局今回、日本で暮らす留学生であるからこそ描けたのではないかと思われる『バジオ』という作品が、内容や構成等が文学作品として優れている点が評価され、賞に選ばれました」
- 辻井喬さん
「常々留学生にもっと感謝しなければ、と常々思っていたが作品を読んでそれが間違いでなかった。今後もいろいろ教わって、豊かさをつけ加えて行ければと思う」
- CASA 福島みち子さん
「作品の中には日本語はすばらしくても、いささか日本人を主人公にするのに無理がある、と感じたのが何編かあった。CASA賞は自分の感性をストレートに出した作品を選ばせてもらった」
- 住枝清高さん
「小説はすごく力が付いてきたのを感じた。詩が今回少なかったのが寂しい。一編だけなら良いものがあったがあとの2つが弱いと感じるケースが多かったのが残念だった」
- 田 原さん
「4年前自分もみなさんと同じ立場でこの賞をいただいたが、自分の母国語を乗り越えて文学作品を書くということがいかに難しいかよくわかる。今回の作品を読んで、自分が受賞したときにこれだけの作品が応募していれば、自分は賞などもらえなかったでしょう」
応募状況
★国・地域別
国・地域 |
応募数 |
中国 |
59
|
韓国 |
15
|
スイス |
1
|
ネパール |
1
|
マレーシア |
2
|
モンゴル |
2
|
台湾 |
1
|
ベトナム |
1
|
ミャンマー |
1
|
計 |
83
|
|
★分野別
種別 |
応募数 |
エッセイ |
51
|
詩 |
11
|
小説 |
21
|
★男女別
性別 |
人数 |
男 |
32
|
女 |
45
|
不明 |
6
|
合計 |
83
|
|
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