JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.
〒658-0001
Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN
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2017年10月 の投稿一覧です。
もうすぐ登山シーズンもおわり、ベースの広河原にも来られなくなる。
バスの眼下の野呂川に食い込むような池山吊尾根を眺めていると、県道からの、あるき沢ルートが新道となり、吊尾根というにふさわしい部分が歩かれないことが、類まれなクラシックルートの美しさを損なっているように思う。
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( ファインダーは別売で4万以上のEVFとツァイスの光学式。こちらは5万以上だが共にすばらしい。このフードは金属製で一万なにがし、やたら高い。ついているファインダーは大判用の流用品 )
通勤経路のカメラ屋さんで見せられ、当初は興味なかったがこれがフルサイズであることに驚いた。いったい誰がこんなカメラを欲しがるんだろう、大手メーカーが妙な商品企画をしたもんだと思ったが帰宅してから詳細を調べたらその異端ぶりに次第に引き込まれた。
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30年近く前だろうか、日本典型という写真集があって、その新たな視点に惹かれた。
たしかイギリスに住んでいた写真家が日本の風景をみて、当時の乱開発ぶりに驚く。
まるでゴミ溜めのようだと言った記憶がある。
その風景に対する無神経さは今でも同じであるが、そこはさすがの表現者、
逆にその異様さのなかに造形の妙を見いだし、8x10インチのカメラで撮った写真集だった。
宅地造成の基礎や山を削って道路建設の造成、その基礎部分の造形と自然の不調和を描いていた。
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午前3時半に家を出るときは曇っていた
ラジオから流れる旧い曲が心に沁みる
甲府を過ぎるころハンドルを握る手がほの白い
見上げると仲秋の名月のなごりの月あかりが車内に満ちて今日の晴天を告げる
始発の芦安バス停に着くころ、金星があかるく東の空が白みはじめる
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パープルのカーディガンの遠慮がちな物腰が母に似ていた
腰の曲がり具合、受付の人の言葉にうなずく従順さ、謙虚さと静かさ…
それは母の気配、母の感触である
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